2025/04/06(日) 15:45
四日市競輪のナイター「桜霞杯 中日スポーツ賞(FI)」が7日、開幕。7RのS級予選に出場する大矢崇弘に話を聞いた。
大矢崇弘は前回のウィナーズカップ(GII)で初日特選スタートだったが、初めての鎖骨骨折からの復帰戦だった影響もあり、7597着と見せ場をつくれず終わった。
「もうちょっとやれるかなって思ったんですけど、想像以上にダメでしたね。初日も二次予選も前の仕掛けに離れてしまった。ケガ前ならそんなことにはならなかったと思うし、もったいなかったというか…」と振り返った。
ただ、二度目のビッグレース出場で収穫もあった。
「あのすごい人たちを相手に自力でやっていくのは厳しいなと肌で感じました」と、今後のスタイルについて考えるキッカケになったようで「このまま自力にこだわっても頭打ちになるかもしれない。完全に追い込みになるってワケじゃないけど、人の後ろを勉強していく方向で考えていこうかなって」と打ち明けた。
今シリーズの初日は朝倉智仁を目標にゲット。「よかった〜、自力じゃヤバいかなって思っていたので。ひと場所走った上積みはあるはずだし、練習の感じも良くなっていた。こういうレースを大事にして、今後に生かしていきたい」と気合を入れた。(netkeirin特派員)