【武雄競輪・ミッドナイト】舘(泰守)との連係には思い入れがある南儀拓海

2025/03/12(水) 16:45

武雄競輪場のミッドナイト競輪「オッズパーク杯(FII)」が13日に幕を開ける。9R特選を走る南儀拓海に話を聞いた。

「去年、舘さんがS級からA級に降りてきた初戦に一緒に走らせてもらいました」と話す南儀拓海

 前回の前橋で初めて初日特選シードにエントリーされた。特選スタートのアドバンテージは大きく、競走得点を上げてS級を目指すためには大事な条件となる。「特選はよかったですが、前橋は内容がイマイチでしたね。決勝に乗れたのもタマタマです」と内容には首をかしげたが今回も特選スタートとあって軌道修正する時間はたくさんある。

 直前は空いた時間を使い思う存分に練習ができたという。「雪が解けて3か月ぶりにバンクに入れました。若手や養成所から帰ってきた後輩たちと一緒にいい練習ができました」。地元、富山は降雪地域とあって冬場はどうしてもバンク練習がままならないが、春の訪れと共に体が動き出した。

 9Rは舘泰守、布居寛幸がラインを固め唯一ライン3車となった。舘との連係には思い入れがあるそうで自然と力がこもる。「去年、舘さんがS級からA級に降りてきた初戦に一緒に走らせてもらいました。宿舎も舘さんと近谷涼さんと同部屋でいろいろと話をしていただいたし、リラックスさせてもらったんです」と恩を感じている。そんな気持ちのこもった一撃で確定板独占を目指す。(netkeirin特派員)

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