2025/03/09(日) 16:45
3月9日、玉野競輪場で行われた瀬戸の王子杯争奪戦(GIII・最終日)の決勝は、吉田拓矢(29歳・茨城=107期)が捲り切って1着、それを追走して追い込んだ山田庸平(37歳・佐賀=94期)が2着、3番手から捲った犬伏湧也(29歳・徳島=119期)が3着に入った。3連単は③-⑤-⑦で23,410円という配当だった。
レースは打鐘手前で犬伏が先行、取鳥雄吾(30歳・岡山=107期)はいったん引いて6番手。しかし、打鐘と共に取鳥が一気に仕掛け犬伏を叩きに行って、横に並ぶと内にキメる。番手の岩津と共に取鳥が出切り、犬伏は3番手に嵌る。最終バックで犬伏が再度捲りを放ち、一気に前を飲み込むが、それを追うように単騎の吉田と、さらに後ろから山田が上がってくる。最後の直線に入って、吉田が犬伏を捕え、山田の追撃も振り切って見事優勝した。