2025/02/21(金) 08:00
21日に初日を迎える「第40回読売新聞社杯 全日本選抜競輪」には、特選6名、予選4名の計10名のチャリレンジャー(チャリロト・スポンサード選手)が参戦します! 今開催で特に注目するチャリレンジャーとして、今年G3を連続優勝し大会連覇がかかる郡司浩平選手、奈良記念を優勝した松井宏佑選手の神奈川両者に前検日インタビュー。今年最初のG1戦に挑む意気込みを聞きました。
※初日の特別選抜予選の27選手コメントはこちらからご覧ください。
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【全日本選抜競輪(初日)10R=S級特選予
「勝利への気持ちをレースで表現していく」
3番車:郡司浩平(SS・神奈川99期)
ー今年ここまで4開催を走っていますが、どのようなことに主眼をおいていますか?
郡司「年が明けてから、また今年1年が始まるということで、しっかりと1着を取るということを自分の中で意識して、そこをまずはレースで表すことができればいいかなという思いで走っています」
ー松阪記念と高松記念、G3を2回優勝しています。
郡司「しっかり1着が取れているレースは、自分の納得いくレースができていると思います。でも、それ以外の面で、反省点だったり、足りない部分だったりはあるので、そこを少しでも埋めていけるように、今年1年はやっていきたいですね」
ー松阪記念のときも「昨年の悔しさを踏まえて、とにかく一戦、一戦で勝つことにこだわる」とコメントがありました。
郡司「まずはもちろん、目の前のレース。グレードにはかかわらず、決勝だろうが予選だろうが、どうやったら1着を取れるのか、というところを考えています。その結果として、優勝だったり、1着だったりがたくさん取れればいいかなと。基本的に、負けているレースはすべて悔しいですし、満足することはありません。そのために、練習もしていますし、とりあえず1回でも多く、1走でも多く、しっかり走るからには1着を目指す。特にこれがあったからというレースは正直ないですが、負けたことが今の原動力にはなっていますね」
ー今年最初のG1を迎えます。全日本選抜競輪は過去2回優勝と相性もいい大会で、連覇もかかりますが、どのように臨んでいきますか。
郡司「あまり冬は好きではないのですが、成績はいいですね。自分の中で走れているという気持ちもあります。こうやって年明けてから気持ちを切らさずにできていますし、それをレースで、この大会で、表現できればいいかなと思います」
ー初日は第10レース(特別選抜予選)です。メンバーを見て、いかがですか。
郡司「皆が強いし、何回も対戦していますからね。その中でもこういう舞台で自力を任されたということで、どれだけ力を出せるか。脚力的にも、気持ちも、そこだけですね」
ー最後にメッセージをお願いします。
郡司「いつも応援ありがとうございます。今回も1着をたくさん取れるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
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【全日本選抜競輪(初日)12R=S級特選予】
「今後につながる熱い走りをします」
8番車:松井宏佑(S1・神奈川113期)
-今年ここまで3開催を走られていますが、重点においているところは?
松井「今年の一番の目標としては、地元の平塚でKEIRINグランプリがあるので、それに向けて、一戦一戦を頑張るつもりでいました。でも、年末に体調を崩してしまって、出だしが悪すぎて…。かなり悪かったので、どうかなという感じではあったのですが、前回の奈良記念を優勝できたので、この調子を続けていくことができれば、(グランプリも)見えてくると思います。まだ現状は、まったく満足をしていないので、ここからしっかりと一戦一戦、精いっぱい頑張りだけですね」
-奈良でのG3優勝を、改めて振り返ると?
松井「自力で優勝しているわけではないですが、前を走ってくれた道場(晃規)君の気持ちにしっかり応えられたとは思いますし、最低限ラインから優勝者を出すという目標は達成できたので、そこは自信を持って、次につなげていき田尾と思っています」
-番手での優勝は、新たな段階にも差し掛かっているのではないでしょうか。
松井「そうですね。ずっと僕が前で頑張っていますが、なかなか慣れない番手で優勝ができたのも、ちょっとワンステップ、レベルが上がれたのかなという思いはあります。もちろん、番手は番手で難しいので。しっかりと経験を積み重ねていきたいです。番手の時は、ラインで決まるようなレースもしていかないといけないと思いますし、まだまだ課題もたくさんあるので、煮詰めていきたいですね」
-そうしたところで、今年最初のG1を迎えます。地元のグランプリにも繋がっていくと思いますが、どのような戦いを考えていますか。
松井「今までと走りは変わらない感じで、熱い気持ちを持って、一戦一戦を走っていくつもりですし、番手になったら番手になったで、自分ができることを精いっぱいやります。とりあえず必死に走るだけですね」
-最後にチャリロトユーザーにメッセージをお願いします。
松井「いつも応援ありがとうございます。今回の全日本選抜は今年最初のG1になりますが、今後につながるような熱い走りをしますので、応援よろしくお願いします」
(P-Navi編集部)