【鳳凰賞典レース】今節のレース展望!

2025/01/02(木) 18:30

立川競輪「開設73周年記念・鳳凰賞典レース(GIII)」は4日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 今年一発目の記念競走だが、今のGIIIは、年末のグランプリに向けてトーナメントの様相もある。

今節注目の清水裕友

 S班は、グランプリ準優勝の清水裕友、関東のドン・平原康多、郡司浩平、北井佑季の4名が参戦。昨年後半は、落車骨折などもあり、調子を崩していた清水裕友だが、年末のグランプリで鮮やかな復活劇。やはり、冬場の重たいバンクは得意。

北井佑季

 北井佑季と郡司浩平は、グランプリで何もできず、悔しさをぶつけたい。眞杉匠と共倒れの、平原康多にも同じことが言える。

郡司浩平

 他にビッグネームは、九州の総帥の荒井崇博。機動型が後藤大輝ぐらいで手薄だが、盟友と言っても良い中川誠一郎もおり、普段以上にモチベーションも高く、話題を提供したい。九州はS級2班の青柳靖起や初S級の坂田康季の動きも鍵となる。

山口拳矢

 赤パンを卒業した山口拳矢も、偉大なるサラブレッドだし、このまま黙っているとは思えない。基本的に自力勝負だが、徹底先行の藤井侑吾と同乗のケースは番手を回る。

平原康多

 関東は駒が揃っている。平原康多を盛り上げるべく、吉田拓矢、菊池岳仁、プチブレークした地元の高橋築と鈴木玄人。

武田豊樹

 武田豊樹の存在も大きく、追加で神山拓弥も入った。

村上博幸

 近畿は脇本雄太と古性優作の両巨頭は不在だが、三谷竜生、村上博幸、稲垣裕之のタイトルホルダーが3人。

桑原大志

 中四国は取鳥雄吾に、一発屋の原田研太朗で、まとめ役は桑原大志。

 過去10年の優勝者は、森田優弥、新田祐大、吉田拓矢、平原康多、清水裕友、清水裕友、平原康多、北津留翼、原田研太朗、村上義弘となっている。

 初日特選のメンバーと想定の並びだが、関東は吉田拓矢に平原康多。神奈川は北井佑季に郡司浩平。中部近畿は、いつも並んでいるので山口拳矢に村上博幸。西のラインは清水裕友に荒井崇博。問題は浮いている永澤剛で、関東か神奈川の後ろと決めるのか、単騎で決めずのコメントにするかだ。

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