2024年12月31日　川口オート
スーパースターフェスタ2024
スーパースターシリーズ戦「平尾昌晃杯」（最終日）

12月27日に開幕したスーパースターシリーズ戦は、トライアル戦にも負けないハイレベルな激戦が展開された。中でも昨年覇者の佐藤励と、近況復調を果たす池田政和は、ともに初日から全勝で優勝戦まで進出を果たし、この「全勝対決」がシリーズの話題を集めた。
8周回でおこなわれたSSシリーズ優勝戦。レースは、内枠からスタート決めた佐藤励が逃げ展開に持ち込み、道中で池田政和が追い上げるが、池田を振り切った佐藤がシリーズ連覇を達成。「来年は今年の自分をこえられるように」と、新年へ決意を新たにした。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【11R＝SSシリーズ戦・平尾昌晃杯／優勝戦】
＊8周回＝4,100ｍ （走路）走路温度度
1／佐藤励（川口35期）3.24
2／池田政和（川口23期）3.26
3／山田真弘（川口24期）3.29
4／西原智昭（伊勢崎28期）3.29
5／丸山智史（山陽31期）3.30
6／小林瑞季（川口32期）3.32
7／森且行（川口25期）3.27
8／上和田拓海（川口34期）3.28
※右数字は試走タイム

【レース展開】

1・佐藤がスタート先制して逃げていく。2番手には5・丸山、さらに3番手に2・池田が続いて、この3車が後続を引き離す展開になる。4周回で池田は丸山をとらえて2番手に上がり、逃げる佐藤との差を詰めていく。だが、佐藤もペースを緩めず、池田の猛追を振り切って優勝。2着に池田、3着に丸山が入線した。

【11R＝SSシリーズ戦「平尾昌晃杯」優勝戦結果】
2連単1-2　170円（1番人気）
3連単1-2-5　1,290円（4番人気）

優勝／佐藤励（川口35期）
競走タイム3.337
競走車名：シロウWV・S
ランク：S12
今節成績：1着・1着・1着・1着・1着

今年1年間、スタートを修行してきて、まだまだ未完成の分、不安もあって潰されそうでしたが、なんとか良かったです。本当は3枠とかを選びたかったけど、今後を考えたら、1枠から結果を出さないと厳しいなと。（試走は）1枠久しぶりでしたが、24が出てとてもエンジン状態も良かったと思います。（一番人気は）もちろん分かっていましたし、オッズも見えるので、ちょっと吐きそうでした（笑）。
緊張しましたが、とにかく練習は裏切らないと思って、スタートを切りました。必死に逃げましたが、池田さんがどんどん迫ってきて。池田さんのオーラを感じて、とても疲れるレースでした。池田さんは恐ろしいと改めて感じました、プレッシャーに打ち勝たないといけないと思い攻め続けました。
すごく嬉しい思い、悔しい思いをした1年でしたが、とにかく自分自身が一番成長できた1年でした。今年を超えるのが来年の目標。まずは、今年トライアルに乗ることが目標にしていたのに叶わなかったので、来年は絶対にトライアルに乗って年末を迎えたいと思います。

(P-Navi編集部)