2024/10/17(木) 07:00
2024年10月16日 弥彦競輪
大阪・関西万博協賛
第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントG1(前検日)
今開催には、チャリレンジャー(チャリロト・スポンサード選手)から、深谷知広(SS・静岡96期)、脇本雄太(SS・福井94期)、古性優作(SS・大阪100期) 松浦悠士(SS・広島98期)、小松崎大地(S1・福島99期)、郡司浩平(S1・神奈川99期)、松井宏佑(S1・神奈川113期)、北井佑季(S1・神奈川119期)、島川将貴(S1・徳島109期)、佐々木豪(S1・愛媛109期)=級班・府県順=以上の10名が参戦します。
前検日にチャリレンジャー注目選手として、特選スタートから松井宏佑、島川将貴、また寛仁親王牌で2年連続優出している小松崎大地の3選手にインタビュー!
今開催もたくさんのご声援、よろしくお願いします!
※前検日レポートはこちら
日本競輪選手会理事長杯の9選手コメント
一次予選、特選予選のピックアップ
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【注目チャリレンジャー・前検日インタビュー】
【初日・3R=S級一次予選】
「自分でも驚くほど相性のいいバンク、相性のいい大会」
5番車:小松崎大地(S1・福島99期)
-今年は落車もありましたが、ここまでを振り返えるといかがですか。
小松崎「ちょっと落車の影響で苦戦してしまったところはありますが、ずっと言っていることですが、それも含めて実力なので。今の現状が、今の実力なのかなと思います」
-近況については、調子もだいぶ上げてきているのかなと感じますが。
小松崎「持ち場というか自分の与えられた場所で出し切ろうと思う結果だと思うし、いい時もあれば悪いときもあります。反省する部分も多いですが、いい方向には進んでいるかなと思います」
-現状はラインの先頭を走るときもあれば、番手戦のときあると思いますが、そこに対しては。
小松崎「走る前までは作戦も立てられますが、人の後ろを回るときは、レースが始まってしまえば、前の選手にある程度は託さないといけないので。相手もいることですし、作戦通りにはいかないし、お互い感じる部分もありますし、イレギュラーなところもたくさん出てきます。でも、そこはしっかりと自分の走ってきた経験値があるので、カバーできるところはカバーしたい。まだまだ噛み合わない部分も多いので、そこをなくしていけば、前を回ってくれる後輩選手もしっかり走れると思うので、そこは今の課題の一つですね」
-ここからさらに上げていくために、心がけていることはありますか?
小松崎「基本的には脚力がある程度ないと、こういう舞台では絶対に戦えないので。僕みたいな選手は、全部が噛み合って、初めてしっかり戦えると思っています。そのためにも、まずは底上げ。かなり差をつけられている部分はあるので、まずは底から埋めていかないと勝負できないかなと思っています」
-寛仁親王牌は2年連続決勝に進出している開催です。ここまでの仕上がりは?
小松崎「ある程度は計画的にここに入れているのはありますが、さきほど言った差がどれだけ埋まっているかは、走ってみないと分かりません。本当に相性のいいバンク、相性のいい大会なので、自分が一番びっくりするくらい力が出るところあります。そこも含めて、どういう走りができるか、どういう結果が出るか、すごく楽しみにしています」
-初日のメンバーを見ていかがですか。
小松崎「やっぱりG1なので、いいメンバーですね。細切れですが、北日本は3車なので、有利に運びたいと思います」
-最後に意気込みをお願いします。
小松崎「年齢も上がってきて、毎回、最後かもしれないという思いで走っているので、しっかり全部を出し切って、いい結果を出せるように頑張りたいと思います」
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【初日・10R=S級特選予】
「初めてのG1特選、チャンスがあれば」
6番車:島川将貴(S1・徳島109期)
-最初に、今年ここまでの戦績を振り返ってください。
島川「前半は、けっこういい感じで来られたんですが、後半に入って大失速。試しながら走って失敗しました」
-よくコメントでも「感触が…」と耳にしました。
島川「はい。練習でもそうなんですけど、全然、自分の中で踏めていない感じがありました。レースはもちろん全力で走りますが、自分の中でもうひとつ出し切れていない部分があって、そこが納得している走り方ができていない、出し切れて終わっていない感じがあります」
-そこは少しずつ改善されているのでしょうか。
島川「そうですね。セッティングも少しずつ戻しながら、ダメだったところはやめて。練習もいつも通りやっているので、そこは問題ないかなと思います」
-落車もありましたが、向日町記念では連日Bを取る競走。そのあとの共同通信社杯でも何とかしようという競走が伝わってきます。
島川「向日町記念からもう1回、積極的に走ろうと思いましたが、共同が終わってから、体調を崩してしまいました。扁桃腺が慢性的に腫れてしまい、気持ち的にもちょっとずつ良くなっていたのに、また落ちてしまって…。でも、気持ちが折れているわけでないです。(扁桃腺も)これから対処したいと思います。今年はここを走って、厳しいかもしれないですが、また来年1月スタートに向けて準備していきたい。犬伏(湧也)とか強い後輩がいるし、連携するためには勝ち上がりも意識して、頑張りたいと思います」
-全プロ競技の結果で、今回は特選スタートです。
島川「乗れることはあまりないので、ラッキーと言えばラッキーですね。初めてのG1特選なので、出たとこ勝負で頑張りたいと思います」
-最後に意気込みをお願いします。
島川「相手は格上の人しかいないので、チャンスがあれば倒したいと思っています」
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【初日・10R=S級特選予】
「タイトルを目指して、ガムシャラに立ち向かいます」
9番車:松井宏佑(S1・神奈川113期)
-オールスターの決勝は悔しいレースだったと思いますが、そこからここまでは?
松井「オールスターは地元バンクだったので、どうしても勝ちたい気持ちが強くなって、あんな仕掛けを遅くつもりはなかったのですが、ちょっと待ってしまった、前任せになってしまいました。いい調子だったので、もったいなかったですね。でも、いい経験はできたと思いますし、今後に生きたと思います。前任せ、動きを待つのではなく、自分で展開を作らなくてはいけないことを強く感じました。調子は良かったけど、満足してはいけない。常に満足してはいないのですが、もっと高みを目指さないといけないと思いました」
-近況は小田原記念で準優勝、熊本F1で優勝しています。
松井「小田原は獲り切れなかったですけど、しっかり決勝までいいレースができましたし、決勝も確定板を3車で決めることができました。熊本で優勝できて、いい流れで来ていますが、共同通信社杯が良くなかったので。タイトルを獲る気持ちでいますけど、まずは自分のレースで、毎回、出し切ることを心がけている感じですね」
-コンディションはいかがでしょうか。
松井「悪くないと思います。いい練習ができたし、しっかり師匠とも練習できました。背中を痛めて和歌山を休みましたが、しっかりケアもして。北井(佑季)さんや神奈川の自力選手とも、いいモガキができました」
-今開催は特選スタートです。
松井「特選シードで、2着までがローズカップですが、しっかりいい内容のレースを心がけていきます。新山(響平)とか強い相手ですが、自分の力を信じて、立ち向かっていきたいと思います」
-最後に意気込みをお願いします。
松井「今回タイトルを獲れるように、1走、1走、ガムシャラに頑張っていきたいと思います。今回も、頑張ります!」
(P-Navi編集部)