2024/10/08(火) 21:15
玉野競輪のナイター「KEIRIN HOTEL10杯(FII・ガールズ)」は9日、最終日を迎える。5レースのガールズ一般戦を走る熊谷芽緯に話を聞いた。
連日、果敢なレースをやり、内容抜群の熊谷芽緯。
今節は普通開催だが、ビッグネームがズラリ。小林優香、石井貴子、小林莉子、奥井迪と実力者のスター選手ばかり。元々の斡旋もメンバーが濃かったが、その上、石井貴子と奥井迪が追加で入った。まだ124期生の熊谷芽緯だし、憧れの先輩ばかり。それでいて、2日間、共に果敢に主導権を取った。初日は、完全に小林優香を併せ切り、4角を先頭で回ってきた。ゴール前は行かれてしまい、3着に沈んだが、内容抜群だった。
「皆さんにレース内容が良いと言って貰えたのは嬉しいですね。短い距離をダッシュで踏むレースが一番得意。名古屋が終わり、岐阜で練習させて貰ったのも良かったと思います」
2日目は、初日と違い、ノーマークでなく、先輩達の厳しい洗礼もあったが今後に繋がるレース。結果は小林優香に捲られたが、位置取り厳しい石井貴子が初手からマークしていたのは、認められていた証拠。性格も素直そうだし、ここ2、3年で大化けするだろう。(町田洋一)