2024/10/05(土) 12:45
玉野競輪のナイター「KEIRIN HOTEL10杯(FII・ガールズ)」は7日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
A級戦の競走得点トップは94点を持つベテラン那須久幸。コンスタントに決勝に進出して、この2場所は優勝と準優勝。52歳になるが、今が一番の出来と言ってもいい。同県の中川聖大を目標に鋭い差し脚を披露する。重倉高史の近況も悪くはない。中部同士の内藤久文を使うが、自分でやっても勝つ能力はある。中四国ラインは村上竜馬と吉武信太朗で、ラインを組むかは、メンバー次第になる。村上竜馬は小兵でスピードのあるタイプ。吉武信太朗は、自在選手だが、ロングの仕掛けもいとわない。地元の大将格は立花成泰で、支部長の内藤敦も、今回は1人の選手として頑張る。
チャレンジは、当然、125期生同士の戦い。弓矢輪太郎、志田愛希飛、細中翔太、原田峻治、入田龍馬とレベルの高い新人ばかり。前回の松阪で特別昇班に失敗したが、弓矢輪太郎のスピードが一番。次の評価が志田愛希飛で、通算3度のV。この2人は中部同士だし、決勝になれば並ぶ可能性もある。地元の細中翔太は、デビュー直後の方が成績が良かったが、自分の庭であり勝ち切りたい。
ガールズケイリンはGI級のメンバーで、かなり濃い。小林優香、奥井迪、小林莉子、石井貴子と歴戦の強者ばかりだ。小林優香は直前、2場所連続で優勝。奥井迪も自分のスタイルを崩さず、先行職人の走り。レースセンスのある小林莉子と石井貴子も悪くない近況だ。