【小倉競輪・ナイター】初めて連勝の柏野健吾が初優勝に挑戦

2025/09/17(水) 21:42

小倉競輪のナイター「寒北斗酒造杯(FII)」は17日、2日目を開催。4Rのチャレンジ準決勝を走った柏野健吾に話を聞いた。

「ゆくゆくは叔父さん(柏野智典)のように、いい追い込み選手にもなりたい」と話した柏野健吾

 チャレンジ戦は127期の柏野健吾が唯一、連勝で決勝進出。逃げ切り連発で、準決勝はS級経験も豊富な格上の泉文人を破ってものだった。

「ペース配分は良かったと思う。ピンピンは初めて。いいレースができていると思うし、ピンピンは嬉しいけど、最初のところをもう少し思い切り踏んでスピードが乗ればもっと良かったかな」

 反省点も口にしたが、初の連勝での決勝進出を素直に喜んだ。これが3回目の決勝進出。地元の玉野以外では初めての決勝だ。

「地元以外では初めてですね。デビューしてから、脚の感じはだんだん良くなっていると思う。まだ優勝はない。決勝に乗れたので意識はするけど、まずは内容が大事。いいレースをして負けるなら仕方ない。狙いに行って何もできないが一番ダメなので」

 初優勝が懸かるが、まずは内容重視を強調した。

「師匠の三宅達也さんみたいに先行で上に上がりたいし、ゆくゆくは叔父さん(柏野智典)のように、いい追い込み選手にもなりたい。師匠が先行で強かった頃の走りは昔の映像でたくさん見ました」

 同期の三浦生誠や、ライン3車の篠田樹を相手に、どんな走りを見せてくれるのか。初めての連勝で勢いそのままに、初Vまで駆け上がるか注目だ。(netkeirin特派員)

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