【火の国杯争奪戦】目標の脇本と連係へ、神田紘輔が二次予選突破を狙う

2024/10/03(木) 20:30

熊本競輪「開設74周年記念・火の国杯争奪戦(GIII)」が3日、開幕。4Rの一次予選に出走した神田紘輔に話を聞いた。

「自分は勝ち上がっていくしかないです」と話す神田紘輔

 初日4Rで藤井栄二マークから2着に突っ込んだ神田紘輔。「もうひと伸び出来れば良かったけど、2着まで行けたので」と淡々と振り返った。

 今回は同じ大阪支部の稲川翔、練習仲間の窓場千加頼が欠場。

「千加頼はどうしたんですかね。賞金を上積み出来るチャンスだったと思うんですけどね。親王牌に直行みたいですね。翔さんは直前に腰を痛めたみたいで。ハードケースを熊本に送っていたくらいだから、急だったんだと思います」

 2人の欠場により、脇本雄太がいる開催で近畿勢の追い込み陣でもっとも点数を持っているのが神田という状況になった。勝ち上がれば脇本との連係のチャンスが高まってくる。

「二次予選はないでしょうね。準決勝に行ってどうかなってくらいでしょう。二次予選は谷口(遼平)君じゃないかな。とにかくどうあれ、自分は勝ち上がっていくしかないです」

 脇本との連係は「今年の1月のいわき平記念の二次予選。打鐘過ぎの2センターでワッキーが目の前で落車しました」と苦笑いしながら教えてくれた。3年前の久留米開催だった熊本記念の二次予選でも脇本と連係するはずだったが脇本が当日欠場で幻に終わっていた。だからこそ今回は脇本のスピードを体感したいところ。それがいいモチベーションになっている。

 地元の特権というべきか、二次予選の脇本の後ろは地元の総大将・中川誠一郎に。神田の方は予想通りに谷口目標が決まった。脇本の敗退は考えづらく、連係するためには二次予選突破が必須条件。二次予選7R、気合の走りで上位進出を目指す。(netkeirin特派員)

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