【火の国杯争奪戦】初の地元戦で上田尭弥がライン決着に貢献「緊張がヤバくて吐きそうだった」

2024/10/03(木) 15:00

熊本競輪「開設74周年記念・火の国杯争奪戦(GIII)」が3日、開幕。2Rの一次予選に出場した上田尭弥に話を聞いた。

「緊張していたけど叩くところで叩けたし冷静に周りは見えていた」と話す上田尭弥

 夢にまで見た地元記念の舞台で上田尭弥が力を出し切った。初めての地元戦となったこの日は、ジャンで果敢に叩いて主導権を握ると別線を完封。自身は3着となったが見事に九州ラインを上位独占に導いた。

「マジでめちゃくちゃ緊張しました。緊張がヤバくて吐きそうでしたし(苦笑)。前のレースで練習仲間(東矢圭吾)が良いレースをしていたのもあってバクバクでした。実際、(カカリは)最悪でしたね。緊張で全然(踏み)上がらなかった。2コーナーからバックが長く感じて“圭志さん、なんとか残して”って駆けていました。練習よりもレースの方が直線の方が長く感じるしキツかったです」

 興奮気味に初日のレースを振り返ったが、大きなプレッシャーがかかる中でしっかり結果を出せたのは地元記念に向けてしっかり仕上げてきたからだろう。
「良い感じでこの大会に入れたと思うし、初日も緊張していたけど叩くところで叩けたし冷静に周りは見えていた。一走したことで2日目からはもう少しリラックスして走れるはずです」

 二次予選からは挑戦者の立場で臨めるだけに、ガムシャラに仕掛けて準決進出を目指す。(netkeirin特派員)

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