2024/09/26(木) 19:00
青森競輪の「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」が26日に初日を開催。一次予選7Rを走った坂本貴史に話を聞いた。
地元開催に気持ちを入れて参戦している坂本貴史が、嵯峨昇喜郎目標から3着を確保し二次予選へ勝ち上がった。嵯峨は前受けから車を下げて巻き返したものの、青柳靖起の先行に手を焼き不発に。展開に苦しめられた嵯峨はそれでもヒヤヒヤの5着で勝ち上がりの権利を手にした。それだけに坂本も「あ、良かった〜」と胸をなで下ろした。
「切って、林(敬宏)君を突っ張るか下げるかどうかの判断でしたね。本人も『迷っていた』と言うし、あの辺だったと思います」とレース後は入念に反省会を行った。
坂本自身は「楽だったし内から来られないように最後まで昇喜郎を待ったけど、林君が内に来たので外を踏みました」と余裕を持った立ち回りで状態面に不安は無さそう。
「(番手回りの)経験が少ないし、やれることをしっかりやって備えます。二次予選までに調子を上げられるように。地元戦なのでより集中して走ります」と手綱を締め直した。
二次予選9Rは好調ムードのただよう高橋晋也目標から準決進出を目指す。(netkeirin特派員)