2024/09/26(木) 18:35
青森競輪の「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」は27日、2日目を迎える。10RのS級二次予選に出走する吉田拓矢に話を聞いた。
一昨年の当地記念の覇者である吉田拓矢。今開催では眞杉匠や新山響平といったS班をも凌いで1番の競走得点の持ち主。初日は予選のメイン11レースに出走し、地元の永澤剛に逆転差しを許して2着発進となった。
「斬って斬っての展開になると思っていたが、まさかあんなにすんなり中団が取れるとは。ただ、前との車間をもっと詰めておくべきでした。押し切れなかったのは自分の力不足です」と吉田自身も初日の内容には全く納得していない表情だった。
その原因は「自転車がしっくりこなかった。少しサドル周りのセッティングを調整してみようと思います」と二次予選以降に上積みを求める。
前検日には「青森は記念で優勝したこともあるし、いいイメージがある」と話していた。初日のレース内容も決して悪くなかったが、二次予選の吉田に求めるのは『押し切り勝ち』だ。(アオケイ・松野記者)