2024/09/25(水) 17:00
青森競輪の「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」が26日に初日を開催する。12Rの初日特選を走る守澤太志に話を聞いた。
秋田籍の守澤は青森支部に属しており、ここはいわば地元記念だ。気持ちを込めた参戦となるが直前に出鼻をこれでもかとくじかれたという。
「(新山)響平と練習をしたら、ぜんぶブっちぎられました(苦笑い)。アイツ、普段あまりバンクに入らないんだけどなぜかヤル気で伊豆のバンクで一緒にモガいたんです。もう、こっちはバッティングピッチャーで、あっちは全打席ホームラン。気持ちよくなっていたけど、オレの心は相当削られましたね」
そうボヤくが、視点を変えれば、新山に自信を与えたということにもなる。「フフフ、そういう考えもありますね。でも、それじゃあオレの心はどうなるんですか(笑)。だけど、まあいいや。響平が気持ちよく走ってくれれば」と頼れる地元の大エースを立てつつも「練習と同じようにはならないように。実戦ではちぎれず付いて行きます!」と力を込めた。
これまで幾度も好連係を重ねてきた2人が、思いを込めた地元開催でガッチリとスクラムを組む。(netkeirin特派員)