【熊本競輪・ミッドナイト】もう心配無用の坂田康季

2024/09/23(月) 10:30

熊本競輪の「ウィンチケット杯(FII)」が23日、最終日を迎える。9RのA級決勝に出走する坂田康季に話を聞いた。

「準決勝はいつも通りの感じに戻して、感触もいつも通りでしたね」と話す坂田康季

 初日特選で打鐘過ぎからのカマシ先行で3着だった坂田康季。準決勝9Rは前受けから突っ張り先行態勢に入ったが、内を突かれ、追い上げられ、車を下げきったところが最終ホーム。本来なら負けパターンに陥ったが、力でねじ伏せて17節連続での決勝進出を決めた。

「伸びていく自信があったので。初日が初日だったのでちょっと力んでしまったけど、意外と落ち着いていました。初日は乗り方とかハンドル周りの握り方を試していたけど、あまり伸びなかった。準決勝はいつも通りの感じに戻して、感触もいつも通りでしたね。もう大丈夫です」

 別線とは全く違うスピード感で一気に捲って、初日に自身の3番手回りから白星だった松岡孔明の猛追も振り切った。上がりタイムは11秒1。2日目のトップタイムで快勝した。4節前の佐世保、3節前の岸和田で優勝し、2節前の地元の武雄は台風の影響で決勝が中止に。それでも勢いは衰えることなく、前節の玉野は完全優勝。決勝を走れば3連覇中で4連続Vに王手をかけた。

「初日で連勝も止まったし、もうそこは意識せずに。松岡さんの地元ですし、自分か松岡さんのどちらかが優勝出来れば。ワンツーが決まるように頑張りたい」

 7月の久留米決勝では松岡が差してVを飾っている。準決勝同様に、決勝でも九州コンビに大きな注目が集まりそうだ。(netkeirin特派員)

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