2024/09/21(土) 13:00
岐阜競輪「開設75周年記念・長良川鵜飼カップ(GIII)」が21日に開幕。3Rの一次予選に出場した橋本優己に話を聞いた。
前回優勝と最高の流れで地元記念に臨んでいる橋本優己が持ち味の強地脚をフルに発揮した。この日は岐阜がホームの純地元・川口公太朗を従えてジャンカマシを敢行。ただ橋本凌汰の猛抵抗を受け、さらには再三ブロックに遭うなど終始外に浮かされる苦しい展開に。それでも外並走から最後は力ずくでまくり切り、終わってみれば川口と地元ワンツーを決めた。
「ホームでスピードが合ってしまったしヤバイと思いました。でも1センター、2コーナーで出られるかなって、もう一度メイチで踏んだ。あれで出切れるのは調子がいい証拠だと思うし、長い距離をいけたので脚に刺激が入りました」
今回は地元記念には違いないが、自身は大垣がホームバンクで「12月の大垣記念に向けて、もっと調子と点数を上げたいと思っているところです」とのこと。程よい緊張感の中でノビノビ走る橋本が、中部の貴重な機動型として今シリーズ躍動する。