【共同通信社杯G2】注目チャリレンジャー前検日インタビュー

2024/09/13(金) 09:00

9月13日に宇都宮競輪場で開幕する「第40回共同通信社杯競輪G2」。
今開催の注目チャリレンジャー(チャリロトスポンサード選手)として、昨年の優勝者である深谷知広選手、地元地区のビッグレースにのぞむ森田優弥選手、昨年の大会でビッグレース初優出を果たした佐々木豪選手の3名に前検日インタビュー。今開催もチャリレンジャーへのたくさんの応援、よろしくお願いします!

※前検日レポートはこちら

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【共同通信社杯競輪G2(初日)8R=一予選】
「シンプルに優勝したいという思い」
2番車:深谷知広(SS・静岡96期)

-まずは今年の戦績を振り返ると、いかがでしょうか。
深谷「全体的に勝ち切れないレースが多かったので、そこが反省点ではありますね。獲る力がない、そこだけだと思います。最終日にしっかり獲れるように、その力をつけたいと思っています」

-共同通信社杯は昨年優勝。そのときに「力が落ちてきている」とコメントしていましたが、それ以降も力強いレースが続いていると感じています。
深谷「純粋な脚力、パワー、体力は落ちています。でも、その中でも、うまく使えるように、レースの動き方で、ごまかせているかなとは思います。力で押し切るよりは、踏むタイミングだったりで、相手の出方の中でうまく潰せているのかなと。力ずくというよりもタイミングや、少しヨコの動きも見せながら。そういうことを織り交ぜていきたいと思います。力一本で押し切るのは厳しくなっているし、番手が走ることも増えて、求められていることも増えているので、そこに対応していきたいです」

-ここからビッグレース戦線も佳境に入っていきます。
深谷「気持ちと身体をしっかりと一致させて、準備をしっかりすることができれば、行けないことはないと思っています」

-初日のメンバーを見ていかがですか。
深谷「自動番組らしい番組ですね。その中でも自分は3車ラインになったので、そこはプラスにとらえて、活かして走りたいと思います」

-昨年はここを優勝してグランプリ出場をたぐり寄せましたが、今年はどのように臨みますか?

深谷「今年ここまで他のレースで優勝がないので、シンプルに優勝したいという思い、その結果でグランプリが近づけばいいかなと思います。頑張ります」

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【共同通信社杯競輪G2(初日)10R=一予選】
「しっかり隙のないように動きたい」
3番車:森田優弥(S1・埼玉113期)

-今年ここまで、ご自身の評価はいかがですか。
森田「前半戦は勝負できたかな思うのですけど、ここ1カ月から2カ月はふがいないレースが続いてしまっているので、ここからうまく修正していきたいです」

-その要因はどこだと考えていますか?
森田「練習もそうですけど、新車のセッティングの噛み合いも合わなかったですし、単純に力で敵に負けていることもありました。新車については、宿口陽一さんに寸法のことを聞いて、新しく作ったものを試してみました」

-昨年は欠場もありましたが、そのときに「走る楽しさ」をコメントしていました。
森田「そこに関しては、変わらずです。いつも競走は楽しみなので、変わらないですね」

-富山記念の時は、「力が足りていない」とのことでしたが。
森田「力はいきなりつくものでもないですし、今はコツコツとやっているような感じですね」

-前回から約10日間。ここまでどう過ごしてきましたか?
森田「いつも通り街道、バンクで練習して、宇都宮にも少し入って、調整してきた感じです。状態は変わらず、富山よりはいいかなと思いますが、走ってみないと分からないですね」

-初日は第10レースに出場ですが、最後に意気込みをお願いします。
森田「特別競輪はどこのレースを見ても厳しい戦いになると思うので、しっかり隙のないように動いて、頑張りたいですね。4日間、精いっぱい自分のレースができるように頑張りたいと思います」

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【共同通信社杯競輪G2(初日)10R=一予選】
「前回落車も、気持ちを切り替えて」
4番車:佐々木豪(S1・愛媛109期)

-まず、オールスター競輪での落車の影響は?
佐々木「上の方から転げ落ちる感じだったので、左半身の打撲がメインでした。長めにしっかり休みを取りましたが、打ち身もけっこう酷かったので、走ってみないと分からない感じですね」

-3週間くらい空きました。
佐々木「レースも2場所、欠場しました。3月にも落車したのですが、その時にあまり休まなかったら、調子を崩してしまい……。それで今回は、しっかり休もうと思いました。オールスターではせっかく上がってくる感じが見えていたのに、転んでしまったので、その流れも崩したくありませんでした」

-最近は気持ちを奮い立たせるレースも続いています。
佐々木「ずっと悪かったですが、脚自体は問題ないかなと思っていたので、前々に強気のレースを心がけました。オールスター最終日は人の後ろで転んでしまいましたが、気持ちを切り替えたいと思います」

-苦しい状況を打開するためには?
佐々木「練習はずっとしているので、そこは何も気にしていません。(太田)海也君が帰ってきて、いろいろ違う練習の話も聞いて、違う刺激を入れてみています。(取り入れた)練習は筋トレがメインで、今まで自分が意識していた筋肉の使い方を別角度から生かす感じです。それでセッティングも変わると思うので、少しずつ調整します」

-では、ここからですね!
佐々木「3月の終わりには、やっと試行錯誤の終わりが見えたかなと思っていたんですけどね。でも、前回の落車よりは、『また、頑張ろう』という気持ちです。続いてしまったら気にしても仕方ないですから。できることも限られているし、前回は悔しすぎて、落ちてしまったので、今回はあまり考えすぎないようにしました」

-そういった意味では、今回は本来の強気な走りで楽しみな開催になりそうですね。
佐々木「落車してから発言も弱気になっていました。今回はまず指定練習で走ってみて、フレームとセッティングの相性も確認してから、という感じですね」

-共同通信社杯は昨年決勝に進出した大会です。
佐々木「そうですね。昨年は決勝に乗って、流れを感じる機会になったレースだったので、今回もしっかりいい流れを作れたらなと思います」

-初日のメンバーを見ていかがですか?
佐々木「前回は犬伏(湧也)君の後ろで落車しましたが、今回も初日は犬伏君の後ろ。二人で呼吸を合わせて頑張ります。走るからにはいつも1着を目指しているので、応援してもらえたらと思います」

※掲載はレース・車番順

(P-Navi編集部)

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