【全日本自転車競技選手権大会トラック 最終日】内野艶和がポイントレース、窪木一茂が個人パーシュートで優勝

2024/09/10(火) 12:00

女子エリート ポイントレース優勝の内野艶和(右)、2位は池田瑞紀/Photo:JCF

 自転車トラック競技日本一を決める「第93回全日本自転車競技選手権大会トラックレース」(伊豆ベロドローム)が、6日から開催。9日に行われた最終日は、女子ポイントレース(20km)で内野艶和が、4km個人パーシュートで窪木一茂が優勝した。さらに500mタイムトライアルでは養成所に入所している酒井亜樹候補生、1kmタイムトライアルで市田龍生都候補生が優勝した。

■女子ポイントレース(20km)

優勝 内野艶和(22歳・福岡=120期)

女子エリート ポイントレース/Photo:JCF

内野艶和コメント
「ポイントレースを3人で走ることはなかなかないため、探り合いだった。最後まであきらめずに走って、1位になれたので気持ちがいい。この後はトレーニングを積んで世界選手権を目指す」

■女子3km個人パーシュート

3位(追抜勝) 内野艶和(22歳・福岡=120期)

女子エリート 個人パーシュート優勝は垣田真穂(中央)、2位池田瑞紀(左)、3位内野艶和/Photo:JCF

■男子4km個人パーシュート

優勝 窪木一茂(35歳・福島=119期)

男子エリート 個人パーシュート優勝は窪木一茂(中央)、2位山本哲央(左)、3位松田祥位/Photo:JCF

窪木一茂コメント
「自己ベストにはほど遠く、満足できるものではなかった。パリオリンピック後でコンディションが悪い中でもエントリーしたのは、(最終日に同時に出場した)1キロタイムトライアル(4位)でも上位に来ないとオリンピックでは勝負できないことを若い人に見てもらいたかったから。これを目標にしてほしい」

■女子500mタイムトライアル

優勝(35秒220) 酒井亜樹(日本競輪選手養成所)
3位(35秒845) 仲澤春香(23歳・福井=126期)

女子エリート 500mタイムトライアル優勝は酒井亜樹(中央)、2位小原乃亜(左)、3位仲澤春香/Photo:JCF

酒井亜樹コメント
「34秒台を出したかった。また、成長しているという実感が持てなかった。トラックでは初めての優勝だが満足していない」

女子エリート 500mタイムトライアル/Photo:JCF

■男子1kmタイムトライアル

優勝(1分00秒539) 市田龍生都(日本競輪選手養成所)
2位(1分01秒387) 中石湊(19歳・北海道=125期)

男子エリート 1kmタイムトライアル優勝は市田龍生都(中央)、2位中石湊(左)、3位松田祥位/Photo:JCF

市田龍生都コメント
「競輪選手としてデビューするための厳しいトレーニングの成果が出た。うれしい気持ちでいっぱい。2週間前に体調を崩し、1週間練習ができなかったが、スプリントとケイリンに出場して調子が上がってきた。今後は1分切りができるくらい強くなりたい」

男子エリート 1kmタイムトライアル/Photo:JCF

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