2024/09/06(金) 13:00
向日町競輪場の「万博協賛 開設74周年記念・平安賞(GIII)」が6日に2日目を迎えた。2日目の1Rで今節1勝を挙げた皿屋豊に話を聞いた。
初日の一次予選は若手相手に先行勝負をするも6着で予選敗退。
「タイム的には悪くなかった。スイッチが入ってしまったというよりも、引くに引けないところ。あの展開は駆けるしかない。そのまま他を出させてしまったら内に包まれてしまい終わってしまうので」と悔しさを噛みしめながらも前は向いていた。
2日目は後方に置かれる展開も、併せて出た地元の村田瑞季の上を捲り切った。後ろの神田龍が落車するアクシデントこそあったものの、気持ちを切り替えて今節1勝目を挙げた。
「本当はスパッと捲り切れれば神田君の落車はなかったかもしれないけど、村田君も前々に踏んで来ていましたからね…。セオリー通りなら、城戸君と村田君が踏み合うかなと思ったけど、先捲りを狙っていたのかもですね。勝ち上がれなかったけど、今回は2日間バックを取っていますからね。残りの2日間をしっかりまとめて、点数を上げて帰りたいですね」と残り2日間へも意気込んだ。
「今日(2日目)はレースが朝早かったから、暑さが落ち着いていたのでよかった」と気温もプラスに働いたようだ。
ここ最近は番組の組み合わせで厳しい戦いが続いて点数を下げてしまっているが、若手選手に負けないくらいの自力は持っている。中部の若手選手が出てきて後ろに回る機会も増えたが、今開催はおそらく4日間自力を出す流れになりそう。力を発揮しながらも点数アップのためにひとつでもいい着を狙っていきたい。(アオケイ・宮本記者)