2024/09/05(木) 16:45
別府競輪のナイター「西日本スポーツ杯(FI)」は6日、幕を開ける。初日12RのS級初日特選を走る小岩大介に話を聞いた。
前回の平塚GI「第67回オールスター競輪」は3走し9、7、7着と大いに叩いてしまった。前に離れたり、さばかれたりと小岩らしからぬ凡ミスも多く状態面が不安視されたが理由は明らか、とばかりにサバサバしている。
「スパイクのサンの位置を替えたらまったくダメで。2日目から元に戻したけど最後までかみ合わなかったんです。別に体調不良では無かったから体の不安はまったくないです」
平塚のあとはかなり日にちが空いたためセッティングを修正し、オールスターの失敗を挽回すべく地元戦に備えた。ただ、今は初めて取った弟子2人の指導に忙しいようでなかなか練習時間が取れないという。
「練習はかなりしているんですよ。ただ、アマチュアと同じメニューなので物足りないものがあるし、競輪となったらどうか…。刺激になる? まだその域じゃないですね。以前(兄弟子の)中村大和さんの弟子を預かったときはすごい刺激になって自分の競走得点も上がったけど、彼らはまだ高校3年生ですから」
今年4月に不惑を迎え、今は実子も高校で自転車競技に取り組むなど若い頃と比べて周囲の環境は目まぐるしく変化しているが、その分まだまだ頑張らねばならない材料があるのはモチベーションを保つためにもいいことだ。初日特選は九州地区、希望の星・伊藤颯馬を巧みにリードしゴール勝負へと持ち込む。(netkeirin特派員)