2024/09/05(木) 15:00
青森競輪場では4日からモーニング競輪「ニッカン・コム杯(FII)」が開催されている。6日の最終日であるA級決勝7Rに出場する尾方祐仁と長屋秀明に話を聞いてみた。
予選と準決勝は正攻法から車を下げてのカマシ返しだった。5Rの準決勝は番手の藤原誠に差されての2着だったが、決勝進出を決めたからなのか表情は明るい。
「もう少し早めに行こうと思っていたんですが、ジャン過ぎに波を作られたので行くタイミングが少し遅れてしまった。差されてしまったけど、初日よりも感じは良くなっています。それに今回から使っている新車がいい感じ。前のものと比べると軽いので扱いやすいんですよ。それに自分の予想通り長屋さんと坂上さんのワンツーが決まったので、これで中部は4人になりましたね」とニッコリだ
決勝戦は伊藤慶太郎との2分戦となったが、中部は4車とラインは長い。その中部勢の並びは尾方祐仁ー長屋秀明ー藤原誠ー坂上忠克となり、岐阜3人の後ろに坂上という格好だ。
「自分は大垣が練習バンクなんですが、長屋さんは大垣に来ているんです。他にも長谷部龍一さんとか若手が一緒になってやっているし、長屋さんとはほぼ一緒にいると言っていいほど一緒にいる。2日間と同じようなレースはできませんね」と思い切り行く感じだ。
番手を回る長屋秀明も、「ここに来る前は感じが良くなかったんですが、それで今回はどうなるだろうと思っていたんですよ。それが初日にラッキーとは言え1着を取れたじゃないですか、そうしたら波に乗れたって言うのかな? 準決勝でも1着を取れて日に日に良くなってきているのを実感していますよ。決勝は尾方君の番手を回らせてもらいます。ほぼ一緒にいると言ってもいいくらい一緒にいるし、気心も知れています。頑張ってもらいますよ」と笑顔で話してくれた。(アオケイ・忍足記者)