2023/05/28(日) 22:45
川口オート(最終日)
市制施行90周年
スポーツニッポン新聞社杯G2川口記念
※ナイター開催
【12R=優勝戦】
*8周回4,100m
斑走路(走路温度=26度)
1/深谷俊太(浜松34期)0m 3.35
2/影山 伸(川口22期)0m 3.34
3/永井大介(川口25期)10m 3.31
4/若井友和(川口25期)10m 3.30
5/佐藤貴也(浜松29期)10m 3.29
6/中村雅人(川口28期)10m 3.28
7/佐藤摩弥(川口31期)10m 3.31
8/青山周平(伊勢崎31期)10m 3.27
※右数字はハンデ、試走タイム
今開催は2020年、2021年に当開催を連覇しているランク1位の青山周平がシリーズリーダーと目されていた。だが、シリーズ道中は掲示板こそ外さないものの、初日から3日目まで、あと一歩のレースが続き未勝利。準決勝戦はNO.1実力を見せて1着で優出を決めたが、混戦気配のままシリーズは進行していった。
底力を見せたのは永井大介、若井友和の地元25期の両者。ともにシリーズ3勝をあげる活躍で、優勝戦に進出。川口勢はほかにも川口記念優勝歴ある佐藤摩弥、800勝リーチの中村雅人、約6年ぶりとなるグレード戦優出の影山伸も勝ち上がりシリーズを盛り上げた。また、浜松からは2回目のグレードレース優出の深谷俊太、実力者の佐藤貴也が優出。一方で、連日注目を集めた森且行、大会連覇が期待された黒川京介、今期川口No.1の加賀谷建明は準決勝戦で敗退となった。
最終日は第11レース前からパラパラと雨が降り出り、走路は斑(ぶち)走路へと変化。優勝戦の時刻は曇りに変わったが、走路は斑のまま決戦を迎えた。
試走タイムは3.27で青山がトップ。中村が28、佐藤貴也が29で続く。人気オッズは3枠の好位置に入った永井と青山の折り返しを中心に支持が集まった。
そして、優勝戦のスタート。佐藤貴が好スタートを切って、早々に先頭に躍り出るも、序盤から好ポジションに付けた青山が佐藤貴を追う。青山は先頭の佐藤貴が滑ったところを逃さず、捲りで捕えると、そのまま押し切り優勝のチェッカー。G2は通算9回目、川口記念は2年ぶり3回目の制覇で、改めてナンバーワンの実力を示した。
■レース展開
スタートは0mハンデから1・深谷が先制するも、10mハンデから5・佐藤貴が2・影山を叩くと、さらに1周3コーナーで深谷もとらえて先頭に立つ。1周回目で青山は5番手に付け、永井は8番手に置かれる。佐藤貴が逃げ、2番手に深谷の態勢で、青山は2周回3コーナーで3番手に浮上。3周回目に青山は深谷をかわして2番手、連れて4・若井も3番手にポジションを上げる。射程圏に入れた青山は、5周回で佐藤貴が滑ったところを、捲りで捕えて先頭奪取。抜け出した青山はセーフティリードを保ち、優勝のチェッカー。2着は佐藤貴、最終周回で若井をとらえた6・中村が3着に入線した。
【G2川口記念・優勝戦】
2連単8-5 770円(3番人気)
3連単8-5-6 2,130円(5番人気)
優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
競走タイム:3.375
今節成績:3着・2着・2着・1着・1着
次走出場予定:G2稲妻賞(伊勢崎/6月7日~11日)
優勝できて嬉しいです。
雨が降ってはきましたけど、濡れないだろうと。スタートラインに付いた時には、降っていなかったので、晴れの気持ちで走りました。
試走も良かったと思います。スタートはそれほど行けませんでしたが、1周目でうまくいいところに付けられたので良かったです。今節の中では一番動いてくれましたね。
(2番手に付けてからは)惑わされないように気を付けて、ちょうど(佐藤)貴也さんが滑らせたタイミングで前に行けて良かったです。あまり消音マフラーでいい成績を残せておらず、自信はなかったですが、そこからは一生懸命にグリップをあけました。
消音マフラーについては、回数を重ねるたびに良くなっているので、結果を残せて自信になっています。この経験を活かして、次も頑張りたいです。
今開催は長かったですね。思ったような走りができなかったので、まだまだ勉強が足りないです。もっと勉強して、速くなりたいと思います。また良い成績を残せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
表彰式後、女の子にレイのサプライズプレゼント(P-Navi編集部)