【飯塚オートG1】青山周平が18回目のG1優勝

2022/08/31(水) 11:43

【飯塚オートG1】青山周平が18回目のG1優勝

2022年8月30日

飯塚オート(最終日)
フタバ設計杯G1第65回ダイヤモンドレース
※ナイター開催

8月26日から開幕した飯塚オートのG1ダイヤモンドレース。大会3連覇をもくろむ荒尾聡、直前のオートレースグランプリを制覇した青山周平、次期ナンバーワンに返り咲く鈴木圭一郎ら強豪が集結して、初日から熱戦を展開した。
上位ランカーをおさえて注目を集めたのが飯塚33期の中村杏亮で、選手人生で一番というほどの仕上がりを見せ、初日から好タイム連発の破竹の4連勝で優出を果たした。青山周平や鈴木圭一郎が順当に優勝戦進出を決める中、準決勝戦ではV候補の一角だった早川清太郎が落因で勝ち上がりを逸すると、地元のエース・荒尾も3着に敗れて大会3連覇は夢と消えた。
迎えた優勝戦。試走タイムは3.30で鈴木が一番時計、3.32で青山、中村、丹村飛竜、そして若井友和の4名が続く。
人気オッズは、鈴木、青山の折り返しに集中した。
レースは、スタートを決めた青山が逃げ展開に持ち込むと、追い上げる鈴木とのマッチレースに発展。青山は鈴木の攻めをしのぎ切って優勝のゴール。6月のG2稲妻賞、8月のSGオートレースグランプリに続いてグレードレース3連続優勝を決めた。ダイヤモンドレースは2017年以来3回目、G1は1月伊勢崎のシルクカップ以来となる通算18回目の制覇。そして通算勝利数も698勝目とし、節目の700勝まであと2勝に迫った。

【G1ダイヤモンドレース(最終日)12R=優勝戦】
*8周回4,100m 0mオープン
走路温度:36度、走路状況:良走路
1/松尾 啓史 3.33
2/青山 周平 3.32
3/佐藤 貴也 3.33
4/鈴木圭一郎 3.30
5/中村 杏亮 3.32
6/丹村 飛竜 3.32
7/若井 友和 3.32
8/久門  徹 3.35
※右数字は試走タイム

■レース展開

スタート先制は2・青山で、2番手に3・佐藤、3番手は4・鈴木、4番手は7・若井の態勢で序盤は周回を重ねていく。3周回3コーナーで鈴木は佐藤をかわして2番手に浮上し、逃げる青山を追う。鈴木は周回ごとに差を詰めて、7周回目に入るところでインを狙うが、青山が抑えて先頭を譲らない。最終周回でも鈴木は攻めるが、これも青山がシャットアウト。8周回を逃げきった青山が優勝のチェッカー。2着に鈴木、3着は佐藤が粘った。

【G1ダイヤモンドレース・優勝戦】
2連単2-4 250円(2番人気)
3連単2-4-3 710円(1番人気)


優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
競走タイム:3.398
今節成績:1着・3着・2着・1着・1着
次走出場予定:伊勢崎G1ムーンライトCC(9月7日~11日)

すごく嬉しいです。試走は正直、あまり感触が良くなかったので、タイムもそこまで出ていなかったので不安でしたが、最終レースの時間帯は先だったので、レースの時間帯に合ってくれればという願いを込めて待っていました。
スタートは、内枠から一生懸命に切れれば先頭を回れるかなと思って集中。緊張しましたが、うまく切れてよかったです。(後ろから)終始気配を感じていましたが、エンジンもタイヤも状態が良かったので、プレッシャーを感じながら最後まで走れました。
最後に自分が優勝できて、本当に良かったです。またすぐレースがありますので、これからも一走、一走、全力で頑張りたいと思います。
飯塚は相性が良くて、好きな走路。次に飯塚に来るのは日本選手権になるかと思いますが、また頑張りますので、応援よろしくお願いします。

※写真提供:飯塚オートレース場 公益財団法人JKA(P-Navi編集部)

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