2021/06/27(日) 22:42
伊勢崎オート(最終日)日本トーター・日刊スポーツ杯G2稲妻賞
【12R=優勝戦】
8周回4,100m(良走路)
1/山中充智(伊勢崎28期)0m/3.36
2/穴見和正(山陽12期)10m/3.36
3/谷津圭治(伊勢崎25期)10m/3.35
4/西原智昭(伊勢崎28期)10m/3.35
5/松本やすし(伊勢崎32期)10m/3.32
6/永井大介(川口25期)10m/3.29
7/高橋貢(伊勢崎22期)10m/3.29
8/青山周平(伊勢崎31期)10m/3.28
※右数字はハンデ、試走タイム
4日目レポートはこちら
心配された雨だったが、7レース後に降り始めて、8レースからは斑(ぶち)走路。その後、雨は一度止んだものの、再び本降りとなり10レースは湿走路まで変化。しかし、その雨が止むと、走路はどんどん乾いていき、最終レースには良走路まで回復した。
試走タイムは8・青山周平が3.28の一番時計で、6・永井大介、7・高橋貢がともに3.29で続く。10線外のS級3選手が、上位タイムを出してきたことで人気も集中。一番人気は稲妻賞3連覇に王手をかけた青山で、青山から永井、高橋への組み合わせ。走路が回復したことで、永井の首位奪還も人気サイドに推されていた。
■レース展開
3・谷津が抜群のスタートで先制
1周回、7・高橋が捲りでポジションを上げる。
3周回で7・高橋が先頭に躍り出る。
7・高橋がリードを保ったまま、最終コーナーを通過。
注目のスタートは、10線から谷津が抜群の飛び出しで、0mハンデの山中をも捕えて先頭に立つ。青山も大外からカマシを狙うが、1コーナーで流れたところを高橋が切れ込んでいく。高橋は外から一気に捲ってポジションを上げると、2周回目には山中をかわして、逃げる谷津を追う。3周回1コーナーで高橋は谷津を捕らえて逃げ態勢に持ち込み、後続との差を広げていく。一方、後手を踏んだ青山は後方から着実に捌いて、6周回に入るHSでは谷津を抜いて2番手まで浮上。だが、高橋の背中は遠く、高橋はリードを保ったまま優勝のチェッカー。2着に青山、3着は谷津をかわして3番手に上がった松本が入着した。
2連単7-8 1,520円(7番人気)
3連単7-8-5 10,650円(32番人気)
高橋は今年2月の伊勢崎G2レジェンドカップ以来のグレードレース制覇。稲妻賞は2015年以来の通算4回目、G2は通算27回目の優勝となった。
6月14日に50歳の誕生日を迎えた「絶対王者」。今開催が50代最初のレースだったが、見事な優勝で存在感を見せつけた。
優勝/高橋貢(伊勢崎22期)
競走車名:ウルフ ランク:S10
競走タイム:3.375
今節成績:1着・1着・3着・2着・1着
次走出場予定:山陽G2小林啓二杯(7月7日~11日)
「昨日までは優勝を狙うのはどうかな?と思っていたのですが、今日はエンジンが良い動きをしてくれました。もっと欲しかったけれど、伸びが良かったですし、タイヤも良かったと思います。スタートは遅れてしまったのですが、1コーナーで青山君が飛んで行って、良い感じ回れました。1周目で番手を上げられたのが良かったです。50代になって、今節が初。そこは意識していました。50代になって逆にやる気が出ましたし、良いスタートが切れたので、ここから突っ走っていきたい。これからもどんどん勝てるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
(P-Navi編集部)