2020/12/20(日) 19:35
佐世保G3(最終日)開設70周年記念 九十九島賞争奪戦
【12R=S級決勝】
1/山﨑賢人(S1・長崎111期)
2/吉田拓矢(S1・茨城107期)
3/村上義弘(S1・京都73期)
4/笠松信幸(S1・愛知84期)
5/小川真太郎(S1・徳島107期)
6/須永優太(S2・福島94期)
7/山口泰生(S2・岐阜89期)
8/神山拓弥(S1・栃木91期)
9/新山響平(S1・青森107期)
号砲後、やや牽制が入る。
村上と笠松が前に出て、374・15・96・28の並びとなる。
赤板に入り、まずは後方から吉田が上昇。
しかし、すかさず新山も前へ踏み、打鐘で先頭に立つ。
(*BSはバンク内の横断幕で撮れず)
新山の主導権で最終HSを一本棒で通過。
最終2コーナー過ぎ、8番手から山﨑が捲っていく。
最終BS、村上に合わせて、吉田も踏み上げる。
3コーナー過ぎ、中団がもつれ、2センター付近で山口と山﨑が落車。
(*神山が押上げで失格)
アクシデントはあったが、最後、4コーナーから吉田が追い込んで1着。
2着に新山が残り、3着は神山の失格により新山マークの須長が繰り上がり。
吉田はデビューから約5年半で、記念競輪初優勝。
優勝/吉田拓矢(S1・茨城107期)
記念競輪初優勝という結果は素直に嬉しいです。
でも、内容的には満足できない、次は自力で優勝できるように。
これまでも記念の決勝は何度も乗っていて、優勝できなかったことに多少の焦りはありました。
ただ、G1で優勝することが目標、満足することなく、関東を代表する選手になれるように。
年末のグランプリ、関東は平原さんしか走れない。
そこの舞台に自分も上がれるようにならなければ。
初手で後ろになったのは想定外……1回、前に出てから考えようと。
新山さんが凄いカカっていたので、ここは勝つことに徹しようと思いました。
今回は展開に恵まれた結果だし、新山さんの強さも改めて感じた。
前走は落車だったので、どうなるか分からなかった。
でも、自分自身の身体を見つめ直す良い機会にもなった。
1〜2日目はセッティングも試したけど、元に戻すことで結果も出た。
そういうダメな部分も分かって、修正できたことが優勝に繋がったとも思います。
【9R=レインボーカップA級ファイナル】
1/瓜生崇智(A1・熊本109期)
2/竹山陵太(A1・宮城91期)
3/金野俊秋(A1・千葉92期)
4/佐藤佑一(A1・岩手92期)
5/橋本智昭(A1・宮城99期)
6/隅田洋介(A1・栃木107期)
7/佐藤一伸(A1・福島94期)
8/三浦雄大(A1・宮城98期)
9/加藤寛治(A1・愛知83期)
確定板(1〜3着)で、S級2班への特昇が決まる一戦。
初手は2578・1・9・34・6に落ち着く。
赤板、後ろ攻めの金野が踏んで、ペースアップ。
しかし、竹山は突っ張って、金野は外並走のまま打鐘。
最終HSでも大きな動きはなかったが、1コーナーで橋本が番手捲り。
2コーナー、最後方9番手の位置から単騎の隅田も捲っていく。
隅田は佐藤一の牽制を受けながらも前団に追いついていく。
そして、直線勝負で北日本4車ラインを乗り越え、隅田が1着でゴール。
2着に佐藤一、3着は大外強襲の瓜生、この3選手は12月21日付けでS級2班に特昇。
1着/隅田洋介(A1・栃木107期)
最終HSでいければだったんですけど、最悪、2コーナーから捲りでもと。
(佐藤一に)凄い持ってこられたので、押し返そうかとも思ったけど、落車させてしまうなと。
ここに入る前の練習は手応えがなかった。
アマチュアの選手からも千切れたり(苦笑)。
でも、ウエイトはシッカリできていたからダッシュは良かった。
勝ちにごだわるのは今日だけ、これからは内容重視で。
先行したい、栃木にはメチャクチャ強い眞杉君がいる、負けていられない。
(今年は6月の青森記念で優勝もA級に降級、その後は練習中の落車による負傷で11月の競輪祭出場ならず)
G1には競走得点で出られるように頑張っていきます。
2着/佐藤一伸(A1・福島94期)
3着/瓜生崇智(A1・熊本109期)(P-Navi編集部)