2020/10/18(日) 22:28
山陽(最終日)日刊スポーツG2 第31回若獅子杯争奪戦
【12R=優勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)
1/占部健太(飯塚30期)ハンデ0m/試走3.36
2/赤堀翼(浜松30期)ハンデ0m/試走3.35
3/小原望(川口31期)ハンデ0m/試走3.33
4/木山優輝(飯塚33期)ハンデ10m/試走3.34
5/中村友和(浜松32期)ハンデ20m/試走3.30
6/丸山智史(山陽31期)ハンデ20m/試走3.30
7/鈴木圭一郎(浜松32期)ハンデ20m/試走3.30
8/青山周平(伊勢崎31期)ハンデ20m/試走3.28
ここまで無傷の4連勝で勝ち上がった8・青山周平。
そして、2日目から3連勝の7・鈴木圭一郎。
ファイナリスト8名の誰が勝っても若獅子杯初制覇となる優勝戦はランク1位と2位の両者の折り返しに人気が集中した、
0ハン3車並びのスタートは2・赤堀翼が1・占部健太を叩いて先制。
20線は6・丸山智史が好スタートを切る。
1周回3コーナー、赤堀に3・小原望が続き、丸山は4番手に上がる。
占部をかわして丸山が3番手に浮上。
中団からは7・鈴木圭一郎、8・青山周平もポジションを上げてくる。
5周回3コーナーで丸山が小原を捕らえ、2番手に上がる。
青山も鈴木圭をインから抜いて4番手に上昇。
青山は6周回3コーナーで小原をかわして、3番手まで追い上げる。
7周回3コーナーで丸山が逃げる赤堀のインに飛び込み、遂に先頭に立つ。
丸山リードのまま最終周回2コーナーで青山が赤堀を捕らえて2番手に。
3コーナーでは鈴木圭が3番手に上がる。
最終コーナーを丸山が先頭で通過し、最後の直線へ。
鈴木は青山の内を狙う。
丸山が押し切って、優勝のチェッカー。
2着に逆転で鈴木が、3着に青山が入着した。
グレードレース初優勝の丸山はVサインを高らかに掲げた
優勝/丸山智史(山陽31期)競走タイム3.371
競走車名:ジェシカ
優勝戦には最近、たくさん乗れていたのに。
優勝ができていなかったので、今日もそんなに強気ではいけなかったんですけど。
後輩の高宗良次君に「何があるか分からんですから!」と、言われて、勇気を貰いましたね。
スタートは(中村)友和よりは先にいきたいなと。
圭一郎君にいかれて、引いたところを青山にやられると思っていたのですが(苦笑)。
思い切り、切ってやろうという気持ちではいきました。
最近、エンジンはズーッと、良いですね。
タイヤも3日目から一緒でした。
道中は前だけを追って、後ろからも音が聞こえてきたので、必死に走りました。
最後は「圭一郎、青山、来るな」と、それだけを思っていましたね。
このオートレース場で夢を与えて貰って、選手になって。
今、こうしてグレードレースを初めて優勝することができて、嬉しいです。
これも先輩、後輩、同期も含めて、ファンのみなさんのおかげ。
長田(恭徳)が6月にG1を獲った時に、また、これは別ですけど、自分も獲ってみたいという気持ちになりました。
実力では圭一郎君や青山に勝てないのは分かっていますが、ちょっとでも近づきたい。
まだまだ巧くなりたい、という気持ちを持っていきたいと思います。
「メッチャ嬉しい!」と、満面の笑顔でVポーズ
ウイニングラン
地元でのグレードレース初制覇に、ファンからの拍手で祝福を受けた(P-Navi編集部)