2020/10/11(日) 22:59
松戸G3(最終日)燦燦ムーンナイトカップ
【12R=S級決勝】
1/寺崎浩平(S2・福井117期)
2/成清貴之(S1・千葉73期)
3/永澤剛(S1・青森91期)
4/大石剣士(S2・静岡109期)
5/岩津裕介(S1・岡山87期)
6/武田憲祐(S1・神奈川93期)
7/山本伸一(S1・京都101期)
8/齋藤登志信(S1・宮城80期)
9/阿竹智史(S1・徳島90期)
スタートで1・寺崎が出て、近畿ラインが前受け。
誘導以下、17・95・38・426で周回を重ねる。
青板過ぎから大石が上昇を開始。
大石が仕掛けると寺崎も突っ張って、両者の主導権争いとなる。
寺崎が南関ラインを突っ張り切るが、打鐘で阿竹が内を突いて先頭を奪う。
最終HSは阿竹の先行に岩津が続く。
寺崎は浮いてしまい後退。
山本は切り替えて3番手につける。
最終BS、山本が自力に転じて、捲りを放つ。
捲りで抜け出した山本がG3初優勝のゴール。
4番手につけていた永澤が2着、阿竹の番手から差し脚を伸ばした岩津が3着に入線した。
優勝/山本伸一(S1・京都101期)
並びは南関が中団だと思っていまいた。
一旦、引いてからかなと、考えていましたけど。
南関が抑えにきたのが少し遅かったですし、寺崎は突っ張る素振りかなと。
2〜3歩目のダッシュが本気だったので、突っ張ると、思いました。
2車で先行ですから、一旦ペースを緩めた時に阿竹さんに内からこられてしまって…。
中団だろうと思っていたし、少し詰まったのは僕のミス。
あそこで入れてもキツイですし、非情の判断でしたが、切り替えさせて貰いました。
みんなが脚を使っていたので、余裕はありましたね。
踏み出しも悪くなかったですし、岩津さんを越えた時のスピードも悪くなかったです。
G3を優勝することが今年の目標だったので、良かったです。
寺崎の頑張りにも応えたいと思っていましたし、寺崎の頑張りに尽きますね。
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9着/寺崎浩平(S2・福井117期)
大石君の初手が後ろだったので、突っ張るかどうか迷いました。
1回、突っ張れば流して駆けられるかなとも思いましたし。
凄いスピードできたら引いて、捲りかカマシでいけば前々で展開できるかなと。
でも、ユックリ抑えてきたので、突っ張って、良いペースで先手が取れた。
でも、内を掬われるのは頭になかったです。
浮いた時点でどうしようもなく、力を出し切れませんでした。
経験かなと、正直、思いました。
でも、伸一さんが1着になったことで報われましたね。
競輪祭も控えているので、任せて貰えるような走りをしていきたいと思います。
【11R=L級ガールズ決勝】
1/石井貴子(L1・千葉106期)
2/小林莉子(L1・東京102期)
3/児玉碧衣(L1・福岡108期)
4/田中まい(L1・千葉104期)
5/中川諒子(L1・熊本102期)
6/佐藤亜貴子(L1・神奈川108期)
7/當銘直美(L1・愛知114期)
4・田中まいが前を取り、最終的には4・1・2・7・3・5・6で隊列が整う。
赤板過ぎ2コーナー付近から児玉が上昇していく。
打鐘で田中が児玉を突っ張って主、導権を譲らない構え。
児玉は田中の番手に入り、最終HSを通過。
児玉の後位には石井がつける。
最終1コーナー付近から、児玉が捲りを打つ。
最終2コーナー過ぎに児玉は捲り切り、児玉に、石井、小林が続いていく。
ゴール前で石井が児玉をかわして優勝。
2着に児玉、3着に小林が入着。
地元優勝の石井は、地元ファンの祝福に応える。
優勝/石井貴子(L1・千葉106期)
1番車でしたし、ラッキーでした。
スタートは(児玉より)自分の方が前にいないといけないと思っていましたし、落ち着いて動けたかなと思います。
打鐘過ぎのカマシだと思っていたので、児玉さんが抑えてきたのは想定外でしたね。
ちょっと悩みながらでしたが、2センター、4コーナーで様子を見て、判断しました。
スペースができたのもラッキーでしたね。
あとは児玉さんがどの辺りから仕掛けるのかを見ていました。
強力ですし、脚力も自分より上ですから必死についていこうと。
松戸のホームにたくさんのお客さんがいらっしゃっていたので、力になりました。
次はいつ地元記念を走れるか分からないですし、ラッキーでしたね。
準決勝でシッカリ仕掛けられていたのも良かったんじゃないでしょうか。
次は富山F1(19日~21日)です。
ガールズグランプリトライアル(競輪祭)も控えているので、地道なトレーニングをシッカリしていこうと思います。
頑張るだけですね。
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2着/児玉碧衣(L1・福岡108期)
悔しいですね。
自分より前に貴子さんがいるのは予想していました。
打鐘で1度、脚を使って、まいさんの後ろに入ったのは良かった。
でも、焦って、キツイ登りで出てしまいました。
被るのが嫌で、貴子さんがくる前にって、思っていたのですが。
もうワンテンポ待てば良かったですね。
ポジティブに考えて、課題が見つかった。
地元に帰って、練習したいと思います。
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3着/小林莉子(L1・東京102期)
児玉がキツイところで踏んでいたので、後ろはラッキーと思っていた。
でも、そう簡単には垂れないし、石井さんもダッシュが凄い。
石井さんの後ろは取れたのですが、単純に自分の脚がなかった、その感想しかないです。
1周、いける脚がないと、上では戦えないですね。(P-Navi編集部)