2020/09/28(月) 18:25
青森G3(3日目)開設70周年 みちのく記念善知鳥杯争奪戦
【7R=S級準決勝】
1着/松浦悠士(SS・広島98期)
初手は前でも中団でも、誰も出なかったので前へ出ました。
地元の青森3車なので嵯峨君が無理してでも早目にくると思っていたので、展開的には想定外でしたね。
粘りは良いけど、踏み出しに関しては煽りを受けたこともあって。
もっとガツンと、いければ良いんですけど。
身体的には2日目より良いが、伊東(共同通信社杯)の7割くらい。
それでも、レースは冷静に見えているし、この状態で決勝に勝ち上がれたので。
新田さんが強過ぎる、どんな策を考えたら良いのか。
まぁ、負けた時は課題も見つかるし、勝てれば通用する作戦があるということで。
2着/園田匠(S1・福岡87期)
松浦はさすが、タイミング良くいってくれましたよ。
自分は自転車が伸びるのは分かっているんで、松浦についていくだけでした。
昨日からハンドル周りも修正して、感じも良い。
松浦の強さを肌で感じることができた収穫。
自分は9車の方が走りやすいんだけど、今日は7車立てなのがプラスだったんじゃないかな。
カマシていったところで、9車だったら長い分、途中で何があるか分からないですから。
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【8R=S級準決勝】
1着/新山響平(S1・青森107期)
古性さんに切らせるつもりだったんですけど、ああいう展開になったからには落ち着いて駆けようと。
泰正が飛びついてきたとしても対処できたと思います。
今日は展開も良かったし、1〜2日目も落ち着いて捲れている。
調子は良いので、連覇は狙っていきます。
準決勝2着権利のところ圭尚さんや内藤さんが3〜4番手を固めてくれた。
気を遣っていただいたので、他のレースで返していきたいです。
今回は優勝という結果で恩返しをして、次からは先輩方の言うことを聞きます(笑)。
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
地元地区の番組じゃないみたいだった、実質、響平1車の先行みたいなもんだから。
古性はヨコが強い選手だから俺か圭尚のところへくるだろうなとはレース前に話していた。
何とか凌げた、俺的にはスッキリしないところもあるんだけど(苦笑)。
古性は強気だし、彼の巧さを感じたレース。
締め込まれたことで俺も口が空いちゃったから、響平を追い掛けるのに脚をロスした。
最後も後ろが圭尚か古性か判断がつかなかった、ギリギリまで引きつけて。
早目に抜きにいって、中を割られることもあるんでね。
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【9R=S級準決勝】
1着/新田祐大(SS・福島90期)
レース前に位置取りの全パターンを晋也に説明して、あとはレースで当てはめるだけだった。
緊張したとは思うけど、強い気持ちで積極的にいってくれた。
自分も1〜2日目は積極的にいって、結果につなげる姿勢を見せることができたとは思っている。
競輪選手だから口で説明するだけでなく、姿勢でも引っ張っていきたいんで。
今日の準決勝は凄く良かった、いつも以上に気持ちの入ったレースになった。
決勝も晋也に任せて、ラインから優勝者を出せるように。
2着/高橋晋也(S2・福島115期)
後ろの新田さんと守澤さんのおかげで残せて貰えました。
打鐘前くらいから全開でしたけど、突っ張り切れる自信もあった。
新田さんと守澤さんを信じていましたし。
脚的にも良くなってきているし、レース内容も修正しながら良くなっている。
優勝しちゃうんじゃないですかね!?(笑)
3着/守澤太志(S1・秋田96期)*ポイント最上位で決勝進出
自分は新田を見ていただけ(笑)、新田がどうするか?だけだったんで。
レース前に3着でも決勝に乗れるというのは分かっていた。
3人でシッカリ勝ち上がれるように、最後は踏むのをギリギリまで待ちました。
自分は3番手で脚を使っていない、楽していたんで、最後は伸びたように見えたんじゃないですか。
今日も3着だし、この3日間も誰も差すことはできていないんですけど(苦笑)、脚の感じは悪くないです。
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【最終日・9R=S級決勝】
1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/新山響平(S1・青森107期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/園田匠(S1・福岡87期)
5/新田祐大(SS・福島90期)
6/高橋晋也(S2・福島115期)
7/守澤太志(S1・秋田96期)
5車、勝ち上がった北日本勢は別線に。
福島3車の高橋ー新田ー佐藤に、新山ー守澤、準決勝同様に松浦ー園田の並び。(P-Navi編集部)