2020/02/16(日) 20:31
小倉G3(最終日)第2回小倉濱田翁カップ
【12R=S級決勝】
1/佐々木豪(S1・愛媛109期)
2/松坂洋平(S1・神奈川89期)
3/金子哲大(S1・埼玉95期)
4/近藤保(S2・千葉95期)
5/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
6/大川龍二(S1・広島91期)
7/渡邉晴智(S1・静岡73期)
8/濱田浩司(S1・愛媛81期)
9/海老根恵太(S1・千葉86期)
スタート牽制があった中、単騎の金子が迷いことなく飛び出す。
初手は3・2974・18・56となる。
赤板から取鳥が上昇、金子と南関4車ラインを押さえる。
しかし、佐々木がすかさず叩いたところで打鐘となる。
ペースを上げていく佐々木の主導権で最終HSを通過。
最終BSで7番手の位置から金子が仕掛けるが、前の南関4車の壁に阻まれる。
最終2センター、脚を溜めた松坂が満を持して踏み込む。
そして、直線で伸びを見せて、松坂が1着でゴール。
2着は松坂マークの海老根、3着には佐々木の番手から抜け出した濱田。
松坂は2011年の地元・平塚記念以来、3回目のG3制覇となった。
また、2時間半程前に弟であり、弟子にもあたる松坂侑亮(神奈川115期)が小田原F2チャレンジ決勝で完全優勝。
3場所連続の完全優勝で、A級3班からA級2班への特別昇班を決めていた。
優勝/松坂洋平(S1・神奈川89期)
初手は中団を狙っていたが、スタート牽制があったので、流れで走りました。
4車ラインだったので、緩んだら叩こうと思っていた。
そこで佐々木君が踏んだから位置を取りにいった。
最低でも中団だと思っていたところで、良い位置(3番手)を取れた。
脚は溜まっていたし、最後は伸びました。
3日制とは言え、久々の記念優勝は嬉しい。
来月のウィナーズカップにも出られるし、もっと上のクラスで戦っていけるように。
弟の頑張りも励みになっている。
兄弟ラインですか?
S級に上がってくるだろうけど、自分が長くS級で頑張らないといけないですね。
【11R=L級ガールズ決勝】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/奥井迪(L1・東京106期)
3/加藤恵(L1・青森112期)
4/荒牧聖未(L1・栃木102期)
5/當銘直美(L1・愛知114期)
6/尾崎睦(L1・神奈川108期)
7/関口美穂(L1・埼玉102期)
戦前の宣言通り、大外枠ながらも関口が飛び出す。
當銘がなかなか位置を取れず、最後方に引いた形に。
7・2・3・6・1・4・5の並びとなる。
赤板でまず當銘が前へ出て、児玉を押さえる。
打鐘で3番手の位置から加藤がダッシュ、尾崎が追走。
加藤の主導権で残り1周回。
第2コーナーから尾崎が捲りを放つが、後方からは児玉も仕掛けていく。
最終BS過ぎ、先捲りの尾崎を外から児玉が乗り越える。
そして、そのまま後続を大きく引き離して、児玉が1着でゴールラインに到達。
2着は児玉を追った尾崎、3着は内で粘った當銘となった。
優勝/児玉碧衣(L1・福岡108期)
周りを見ながらの仕掛けになってしまいました。
でも、慌てたらダメだって。
1コーナー過ぎから奥井さんの力を借りて、スピードに乗って仕掛けることができました。
強いメンバーばかりなので、自分がどう動いたのかは覚えていないくらい。
ここに入るまでバイク誘導でたくさん引っ張って貰った成果が出た。
次に西武園を走って、3月の福井でのコレクションにつなげられるレースをしたいです。
2着/尾崎睦(L1・神奈川108期)
先行する選手の後ろからと考え、先行するならダンプ(加藤)だと思っていたから作戦通り。
捲りの出は悪かった、碧衣にいかれたので追っていく形になりましたね。
久留米、いわき平と、決勝では力を出し切れないで終わってしまっていた。
その課題は今日のレースではクリアできたし、次のレースにつながると思います。
3着/當銘直美(L1・愛知114期)
レース中は間を縫っていくことだけを考えていました。
当然、反省点はたくさんあるんですけど。
このメンバーで勝負するというところで、確定板に名を連ねることができた。
現状の自分の力量を考えて、最低限ながらもやれたと思います。(P-Navi編集部)