2019/12/08(日) 19:42
佐世保G3(最終日)九十九島賞争奪戦
【12R=S級決勝】
1/井上昌己(S1・長崎86期)
2/小倉竜二(S1・徳島77期)
3/村上義弘(SS・京都73期)
4/野原雅也(S1・福井103期)
5/吉田拓矢(S1・茨城107期)
6/小川勇介(S1・福岡90期)
7/太田竜馬(S1・徳島109期)
8/山中秀将(S1・千葉95期)
9/古性優作(S1・大阪100期)
初手は徳島2車の前受け、72・8・516・493の並びとなる。
青板2センターあたりから後方の2ラインがジワジワ上昇の気配を見せる。
赤板突入で吉田が野原より先に太田を叩く。
太田はスンナリ車を下げる。
吉田が前へ出たもののスローペースに。
ここですかさず野原を先頭とした近畿3車ラインが上をいく。
野原が主導権を奪ったところで打鐘。
第4コーナー過ぎ、最後方に置かれた単騎の山中が猛スパート。
そして、残り1周回、山中の気配を察知した近畿3車ラインもスピードを上げる。
最後方に置かれる形となった徳島2車も巻き返す。
山中は1度、スピードを緩めたが、最終第2コーナーから再び追撃。
最終BSで古性が山中を捌いて、前へ出る。
吉田と井上は外から回り込んでの捲り追い込み。
さらにその上から太田が伸びてくる。
直線勝負、太田が前団を飲み込んで1着。
2着は山中を捌きながら番手捲りを放った古性、3着を古性を追走した村上となった。
太田は9月の岐阜記念以来、今年4回目のG3制覇。
優勝/太田竜馬(S1・徳島109期)
小倉さんが前を取ったので前受け。
一番は中団だったんですけど、まぁ、あまり位置にはこだわっていませんでした。
自分がバックを踏んだ時、山中さんが仕掛けたので、反応できなかったところはあります。
それにどっち(野原・吉田)が先行するか分からんかったので、待ちのラインになりましたね。
相手頼みのレースやったんですけど、最後は良い形になったん違うかなと。
最後の4コーナーで届くかなと、思いました。
今年の目標は記念で優勝することやった。
それで4回も優勝できたので、飛躍の1年になったと思います。
でも、G1での成績が悪いんで、来年はG1で活躍すること。
まずは大きな舞台で決勝に乗らんことには。
自分の持ち味のスピードを磨いていって、焦っての自滅をなくしたいですね。
【9R=A級レインボーカップチャレンジファイナル】
1/岩谷拓磨(A3・福岡115期)
2/石井洋輝(A3・福島115期)
3/脇本勇希(A3・福井115期)
4/野上竜太(A3・岡山115期)
5/谷和也(A3・大阪115期)
6/村上竜馬(A3・広島115期)
7/小畑勝広(A3・茨城115期)
8/南蓮(A3・和歌山115期)
9/小原丈一郎(A3・青森115期)
ルーキー115期が集ったチャレンジファイナルは全員が単騎を選択。
号砲から外枠の小原が飛び出し、9・5・2・1・3・7・6・8・4の並びでレースは進む。
動きが少ない中、赤板を通過してから6番手・小畑、8番手・南が上昇。
谷もここで前へ踏んでいく。
そして、小畑が前を取ったところで打鐘。
しかし、すぐに南が小畑を叩き、南の動きに石井、岩谷も乗っていく。
最終周回、外から石井が一気にスパート。
目まぐるしい主導権争いとなる。
最終第2コーナーからは野上が捲りを打つ。
その野上の後ろを脇本がピッタリ追走。
最終BS、内の石井、岩谷、小畑も粘りを見せるての混戦模様。
最終第3コーナー、野上の後ろで脚を溜めた脇本が踏み込む。
8番手まで引いた形となった小原も外から追い込んでいく。
佐世保バンクの短い直線、鋭く伸びた脇本が真っ先にゴールラインを駆け抜けた。
2着は内で粘り残った岩谷、3着は最後に追い込んだ小原。
1〜3着の3選手は12月9日付けでA級2班に特別昇班となる。
1着/脇本勇希(A3・福井115期)
1着を狙っていたけど、自分が1着を獲れたことは信じられない、嬉しいです。
全員が単騎なので、想定外のことしか起こらないだろうなと。
変に決めてしまうと動けなくなってしまう。
悪く言えば、何も考えていなかったです(笑)。
初手も5番手が取れて、悪くないだろうくらい。
脚を溜めてから自分のいけるところから、それが3コーナーでした。
最後までシッカリ踏み込めました。
逃げることも考えたけど、みんな強いので、ついてこられても嫌だなと。
今日に限っては勝ちにこだわって、こういう戦い方になりました。
いずれS級に上がった時は内容を重視したいです。
(P-Navi編集部)