2019/03/31(日) 18:36
小倉G3(最終日)第1回小倉浜田翁カップ
【12R=S級決勝】
1/園田匠(S1・福岡87期)
2/小林大介(S1・群馬79期)
3/村上博幸(SS・京都86期)
4/田中晴基(S1・千葉90期)
5/南潤(S1・和歌山111期)
6/工藤文彦(S2・岡山97期)
7/中川誠一郎(S1・熊本85期)
8/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
9/吉田敏洋(S1・愛知85期)
九州勢の前受け、71・42・53・86・9の細切れ戦。
赤板に入り、取鳥が上昇する。
先行争いになるであろう南にフタをして、田中ー小林の東ラインの外を並走。
そして、打鐘のタイミングで取鳥が一気に踏み込む。
取鳥ー工藤のラインを田中が追う形に。
残り1周回、ここで南も反撃開始。
第1センターで南は取鳥を完全に捲り切った。
逃げる南を番手の村上が追走、その近畿ラインを単騎の吉田が目標にする。
最後の直線勝負、村上と吉田が追いすがる中、押し切って南が1着。
2着に村上、3着は吉田となった。
南は昨年の4月、デビュー最速記録(298日)でG3制覇した函館記念ナイター以来、2回目の記念競輪優勝。
優勝/南潤(S1・和歌山111期)
とにかく2車ラインやったんで、落ち着いて出ようと。
取鳥さんが一瞬、緩んだ、そのタイミングでいった。
ゴールまで保たそうじゃなく、とにかく目一杯、イメージは脇本さん。
最後は村上さんに差されたと思った。
村上さんがゴールして「よっしゃ!」って、言われたので。
それは自分に言ってくれはったみたいなんですけど(笑)。
同期の山﨑さんがもうG1の決勝に乗って活躍されているので、負けないように頑張るだけ。
はい、次はG1で村上さんとワンツーを決められるようにしたいですね。
このメンバーで逃げ切ることができて、SSの村上さんに差されなかったのは大きな自信になります。
前回(函館)はA級のチャレンジからポンポン上がってきて、ちょっと調子に乗っていた時(苦笑)。
この1年でたくさんの経験をして、色々と考えて競争するようになっての優勝なので嬉しい。
レース後も南はクールな態度であった。
だが、同県の先輩である中西大(S1・和歌山107期)の一言で“お茶目”なガッツポーズを見せてくれた。
【11R=L級ガールズ決勝】
1/野口のぞみ(L1・長崎110期)
2/児玉碧衣(L1・福岡108期)
3/土屋珠里(L1・栃木110期)
4/山原さくら(L1・高知104期)
5/増茂るる子(L1・東京102期)
6/奥井迪(L1・東京106期)
7/白井美早子(L1・大阪102期)
号砲から7選手が一斉に飛び出し、1・5・2・3・4・6・7の並びで周回を重ねる。
赤板突入前から6番手の奥井がジリジリと上昇、レースを動かした。
打鐘と共に奥井がスパートするが、この時点ではまだペースが上がらない。
第2センター過ぎ、4番手から児玉がカマシていく。
そして、残り1周回で奥井を完全に叩き切って、児玉が主導権を握る。
その児玉を初手からマークした土屋が必死に追走。
山原も第1センター過ぎから仕掛けるが、なかなか前の2車とは差が縮まらない。
最後の直線、児玉を追ったのはマークの土屋、捲りの山原、内で粘った奥井。
しかし、そのまま児玉が押し切る。
真っ先にゴールラインに飛び込み、ピン・ピン・ピンの完全優勝を決めた。
2着に土屋、3着は山原となった。
優勝/児玉碧衣(L1・福岡108期)
今日は無理矢理にでもカマシていこうと思っていました。
1日目も捲り、2日目も捲りで、1開催で1回もカマさない訳にはいかなかった。
今日が一番、脚も軽かったです。
大垣のガールズコレクションで優香さんに負けて、もっと強くならなきゃいけないと思った。
そのためにもっともっと練習して、優香さんを追い越さないといけない。
これから気温も上がって、ビッグレースも続いていくので、シッカリ仕上げていきたいです。
(P-Navi編集部)