玉野G3(最終日)レポート

2019/03/03(日) 21:08

玉野G3(最終日)レポート

2019年3月3日

玉野G3(最終日)瀬戸の王子杯争奪戦

【12R=S級決勝】

1/太田竜馬(S1・徳島109期)
2/松浦悠士(S1・広島98期)
3/芦澤辰弘(S1・茨城95期)
4/志村太賀(S1・山梨90期)
5/柏野智徳(S1・岡山88期)
6/西岡拓朗(S2・広島97期)
7/阿竹智史(S1・徳島90期)
8/北村信明(S2・徳島93期)
9/野田源一(S1・福岡81期)

号砲から単騎の野田が飛び出し、9・256・34・178で並びは落ち着く。

赤板周回、7番手の太田が前へ踏んだことでレースは動いた。

2番手にいた松浦も踏み込むが、太田の主導権で打鐘となる。

178・256・34・9の一本棒で残り1周回。

太田がさらにスピードを上げ、阿竹と北村も必死に追走。

最終第2コーナーから松浦も捲くるが、徳島3車との差を詰めることができず。

最終第4コーナーから最後の直線、太田の番手・阿竹が外から一気に伸びる。
そして、後続を振り切って、ゴールラインに駆け込んだ。

2着には松浦の捲り不発から徳島勢に切り替えた地元の柏野が。
3着は阿竹の後ろを回った北村となった。
阿竹はケガによる長期欠場明けで復帰3場所目。
6年9ヶ月ぶり、2回目の記念競輪優勝に目を潤ませた。

優勝/阿竹智史(S1・徳島90期)
本当に嬉しいの一言、まさか復帰から3場所目で記念を獲れるとは思っていなかった。
(*昨年10月のG1寛仁親王牌で落車、左鎖骨の骨折で長期欠場)
記念初優勝(2012年6月=豊橋記念)から6年9ヶ月はホンマに長かったですね。
もっと上を目指していたけど、とにかくケガが多くて……。
でも、この優勝で吹っ切れた。
今開催は番手で恵まれていましたね。
決勝も前を走ってくれた太田君、後ろを固めてくれた北村君のおかげです。
若手(徳島)が育ってきているんでね、まずG1で決勝に乗れるように頑張っていく。

【6R=S級企画レース・ブロックセブン】

1/園田匠(S1・福岡87期)
2/鈴木裕(S1・千葉92期)
3/近藤龍徳(S1・愛知101期)
4/飯嶋則之(S2・栃木81期)
5/中村一将(S2・兵庫86期)
6/佐伯翔(S2・福島97期)
7/宗崎世連(S2・高知100期)

まずは近藤がスタートから積極的に前へ出て、中村を迎え入れた。
53・71・24・6の並びとなる。

赤板周回突入、鈴木が飯嶋を引き連れて上昇。
それに併せて、宗崎も前へ出て、第2コーナーから一気に踏み込む。
宗崎が完全に主導権を奪ったところで打鐘。

宗崎が逃げ、番手の園田が追走。
後続は混戦状態だが、中村が後方から捲りを放つ。

それでも、良いペースで駆け続ける宗崎。
ただ、さすがに最終BS過ぎに中村―近藤ラインに差を詰められるが、園田の援護で中村は外に浮く。
そして、園田はそのまま番手から抜け出し、真っ先にゴールラインへ飛び込んだ。

2着は中村から園田へ切り替えた近藤、3着には宗崎―園田ラインを追走した佐伯。

1着/園田匠(S1・福岡87期)
自分の1着から売れていたんでね。
一発勝負、勝つための走りをしました。
それができたのは宗崎君の頑張りのおかげですけど。
3月末の地元記念(小倉3日制)に向けて、キッチリ仕上げている。
誠一郎さん(中川)が全日本選抜を獲っているんで、続いてG1制覇を目指したい。

(P-Navi編集部)

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