日本競輪学校第3回記録会レポート

2018/12/13(木) 12:40

日本競輪学校第3回記録会レポート

2018年12月10日(月)〜12日(水)

日本競輪学校115回生・116回生 第3回記録会

115回生(男子69名)と116回生(女子21名)の第3回記録会が静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームと日本競輪学校で行われた。
(編集部は2〜3日目の日本競輪学校のみの取材)
今回は低気温、風雨などの悪条件も重なったこともあるのか、ゴールデンキャップ獲得者はいなかった。
115回生と116回生の各種目における一番時計選手のコメントは以下の通り。

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【115回生/男子】

・200m FD=10秒80

☆高橋晋也(福島24歳)
一番時計ではあったんですけど、学校記録を狙っていたので届かなかったのが悔しい。
ドームは学校に入ってからHPD(Hi Performance Division)で初めてだった。
とても良い環境で練習することができて慣れてきたところはある。
自分は持久系があまり得意ではないので。
200mや400mで第4回の記録会は学校記録を出したい、次こそはという気持ちです。

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・400m FD=22秒45

☆坂井洋(栃木24歳)
1日目(ベロドローム)は気象条件も関係ないのに調子が悪くて。
2日目は寒くて、3,000mの記録も出なかった。
3日目は何かしら流れを変えようという気持ちで臨んだ。
いつもより多目にウォーミングアップ、ギリギリまでやっていました。
一番時計は嬉しいんですけど、白帽を逃したのが悔しい。
次は絶対に白帽、ゴールデンで。
競争訓練も始まっているので、戦法と結果にこだわりながら、残りの競輪学校での生活を頑張っていきます。

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・1,000m TT=1分07秒06

☆小原佑太(青森22歳)
1,000mに関しては7秒台を狙っていたので、そこは良かったとは思います。
だけど、もう少しで6秒台も出せたので、詰めが甘いところなのかなと。
勉強して、練習して、そこは克服していきたいです。
競輪学校入学前に腰椎ヘルニアの手術をした。
昨年の12月にレーザー、それでもあまり良くならなかった。
迷ったんですけど、このまま競輪学校に入学しても練習できない日が続くと思った。
それで4月に切開手術、入学後の2〜3ヶ月は仕方ないという判断でした。
今は少し痛みがある程度で問題ないところまで回復してきていることを実感しています。
3,000mは雨は気になる程ではなかったんですけど、気温が予想以上に低かった。
走っているうちに身体も温まると思っていたが、最後の2〜3周で冷えて脚が止まってしまった。
前回も3,000mでゴールデンキャップを逃してしまっている。
鬼門だな、まだまだ詰めが甘いんだなと、反省しています。

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・3,000m TT=3分52秒93

☆鈴木薫(東京19歳)
とても寒くてバンクも重たい状況で、一番時計は嬉しいです。
これまでの記録会で速い人もいたし、正直、あまり自信はなかった。
ただ、時間のない中でもシッカリとウォーミングアップができた。
あとは高校ではロードレースの活動をしていたので、持久力が残っていたんだと思います。
ペースとしては1,000mまでの入りが第2回の記録会よりも遅かったので「大丈夫か?」という感じでした。
だけど、後半は落ちないで盛り返せたかなと。
競争訓練は自分が思った通りのレースができないことが多い。
先行主体で頑張りたいんですけど、なかなか前へ出れないのが課題。
卒業後は東京の選手たちを引っ張っていけるようになりたいです。

【116回生/女子】

・200m FD=12秒44

☆南円佳(鹿児島19歳)
ディスクホイールを使ったり、ドームでの練習は少なかったんですけど。
思いっ切り突っ込めばタイムは出ると思っていました。
ゴール線がゴールではなくて、ゴール線のその先まで頑張りました。
まだまだ自分の脚が足りない、寒さに慣れていないのもありますけど、そこはこれから改善していきたい。
そして、最後の第4回記録会ではゴールデンキャップを獲りたいです。
ここまで記録会に向けての目標を立てて、自己ベストを更新できていることには一安心。
だけど、もっともっと頑張っていかなくてはいけないなと思っています。

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・400m FD=25秒31

☆吉岡詩織(広島24歳)
雨は降っていて、風もありましたけど、私はそんなに気にならなかったです。
気温も少し上がったし、良い条件なのでベストを出そうと頑張った。
雨が降っていた時点で、バンクでのウォーミングアップはないと思っていました。
ローラーでみんなより30分早く始めて身体を温めた。
それでも、自己ベストを出せなかったのが残念です。
足りないところも見えてきている。
最後の第4回記録会、次こそはベスト、24秒台を出せるようにしたい。

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・1,000m TT=1分14秒09
・2,000m TT=2分46秒77

☆高木佑真(神奈川19歳)
ドームでは200mも1,000mも目標タイムには届かなかった。
これまでベロドロームでの練習の方がタイムが安定していたんですけど。
緊張からコース取りが悪くなってしまった、満足いく走りにならなかったのは反省です。
でも、両方、自己ベストは更新できたのは素直に嬉しい気持ちもあります。
冬場でも自己ベストを出せるようにしたいという気持ちだったので。
2,000mも気温が低いのは分かっていたので身体が冷えないように。
いつもより長くローラーでウォーミングアップするなどは実行していました。
まだまだ課題が多いので、第4回の記録会ではもっと良い結果を出して、評価5を狙いたいです。
緊張に関しては師匠とも相談して、徐々にですけど、緊張はしなくなってはきています。

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(P-Navi編集部)

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