小倉競輪祭G1(3日目)

2018/11/23(金) 00:30

小倉競輪祭G1(3日目)

2018年11月22日 小倉G1(3日目)朝日新聞社杯競輪祭

【11R=L級トライアルレースB決勝】

1/石井寛子(L1・東京104期)
2/梶田舞(L1・栃木104期)
3/石井貴子(L1・千葉106期)
4/長澤彩(L1・愛知106期)
5/鈴木美教(L1・静岡112期)
6/山原さくら(L1・高知104期)
7/梅川風子(L1・東京112期)

7・1・2・3・4・6・5で並びは整う。
赤板に入り、第1センターからまずは5番手の長澤が動く。
長澤に乗って、山原も上昇して打鐘を迎える。
打鐘後、すぐに山原が飛び出して、石井貴が山原に続く。

最終HS、4番手から石井寛が一気に踏み込んで山原から主導権を奪う。

第2コーナーで石井寛の後ろに付いていた梅川が空いた内を見逃さずにイン捲り。

そして、梅川は最終BS手前から先頭に。
最後までスピードは緩むことなく、後続に2車身の差を付けてゴールラインへ飛び込んだ。
2着は中団キープから最後の直線で外から差し込んだ鈴木、3着には石井寛が残った。

梅川は賞金10位ながら、新設のトライアルレースを制したことでガールズケイリングランプリの出場権を獲得。
下剋上を果たして、初の夢舞台への切符を手中に収めた。


優勝/梅川風子(L1・東京112期)
グランプリ出場が決まったことは凄い嬉しいです。
予想以上にみなさんが早く動いた。
1人〜2人くらいだと思ってたのに、みんな一斉に動いたのは読み切れなかった。
咄嗟の判断と言うか、見切り発車。(最終第2コーナーでインを突いた)
そこしかコースが空いていなかったので行くしかなかったです。
最後に差されると思っていた、ゴール線で1着を確信できました。
今年のグランプリということに関してはこだわりが薄いと言うか、自分はまだまだ成長しなきゃいけない課程だと。
だから、あまり意識はしないで臨んでいました。
グランプリまで1ヶ月半、残り短いので、計画的にトレーニングを積まなければいけないなと思います。

【12R=L級トライアルレースA決勝】

1/細田愛未(L1・埼玉108期)
2/児玉碧衣(L1・福岡108期)
3/高木真備(L1・東京106期)
4/奥井迪(L1・東京106期)
5/佐藤水菜(L1・神奈川114期)
6/尾崎睦(L1・神奈川108期)
7/大久保花梨(L1・福岡112期)

1・3・4・6・5・2・7の並びでレースは進む。
赤板に入るところで、5番手の佐藤がジワジワ前へ出る。

そして、佐藤が4番手の位置で尾崎と併走する形で、隊列に大きな変化はないまま打鐘。
第3コーナー過ぎ、尾崎が内へ飛び込んで先頭に立つ。

しかし、すぐに高木が叩いて主導権を奪い、残り1周回。

最終BS手前から高木の後ろから奥井が捲りを放つ。
だが、第3コーナーから伸びずに失速。
そこで中団から好機を伺っていた児玉が外から一気に踏み上げる。

児玉は第4コーナーで出切って、そのままゴールラインを真っ先に駆け抜ける。
2着は第3コーナー過ぎから児玉を追った佐藤、3着は内をすくっていた細田が残った。


優勝/児玉碧衣(L1・福岡108期)
グランプリは決まっていたので。
グランプリに向けて仕掛けるポイントを見極めて、いけるところから思いっ切りいけたかなと思います。
動く選手が揃っていたので、みんな打鐘からいくだろうなと。
そこで一瞬、緩んだところでいこうと思ったのが2コーナー手前だった。
小倉のバンクは3コーナーで止まってしまう場合が多いので、3コーナーで死ぬ気で踏んだ。
そして、4コーナーで出切ったところで優勝は決まったと思いました。
なかなかタイトルを獲ることができないでいたんですけど。
今年はオールスターで獲ることができて、そこから自信が付いた。
その後のレースでも重荷が取れたと言うか、気持ち的に楽に臨めるように。
今までの練習の努力が付いてきたのかなって思う1年でした。
最終的にグランプリで優勝するのが目標なので、1走、1走、グランプリに向けて頑張りたいと思います。

12月28日のガールズグランプリ(静岡)の出場選手は以下の通りに決定。

1/児玉碧衣(L1・福岡108期)3年連続3回目・賞金1位・トライアルA優勝
2/梅川風子(L1・東京112期)初出場・賞金10位・トライアルB優勝
3/石井寛子(L1・東京104期)6年連続6回目・賞金2位
4/石井貴子(L1・千葉106期)2015年以来2回目・賞金3位
5/高木真備(L1・東京106期)3年連続3回目・賞金4位
6/鈴木美教(L1・静岡112期)初出場・賞金5位
7/尾崎睦(L1・神奈川108期)3年連続3回目・賞金6位

補欠/奥井迪(L1・東京106期)出場すれば4年連続4回目・賞金7位

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男子はS級1次予選も終わり、4日目はポイント1〜9位がダイヤモンドレースへ。
ポイント10〜36位が2次予選A、37〜63位が2次予選B、ポイント64〜108位は選抜戦となる。


近藤隆司(S1・千葉90期)


稲垣裕之(S1・京都86期)


中川誠一郎(S1・熊本85期)


新山響平(S1・青森107期)


吉田拓矢(S1・茨城107期)(P-Navi編集部)

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