オールスター競輪平G1(4日目)ピックアップ

2018/08/18(土) 21:03

オールスター競輪平G1(4日目)ピックアップ

2018年8月18日

いわき平G1
平成30年7月豪雨被災地支援
第61回オールスター競輪(4日目)

【9R=L級ガールズドリームレース】

1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/高木真備(L1・東京106期)
3/石井寛子(L1・東京104期)
4/梶田舞(L1・栃木104期)
5/奥井迪(L1・東京106期)
6/石井貴子(L1・千葉106期)
7/山原さくら(L1・高知104期)

ガールズケイリン総選挙(ファン投票)1〜7位のレースは3位の小林優香(L1・福岡106期)が出場辞退したので、8位の山原が繰り上がり。
しかし、人気だけでなく、力量のある7選手が揃ったことは間違いない。

並びは4・3・2・5・1・6・7に落ち着いたが、青板で山原と石井が後方から上がる。

そして、中団を並走。

赤板周回、徹底先行の奥井が飛び出して打鐘。

奥井の主導権も前団はゴチャついた状態で最終周回。

第2コーナーを回り、6番手の児玉が捲くる。
7番手にいた石井貴は児玉をマーク。
最終BSで石井寛は内をすくう。

第2センターで石井寛が奥井をかわすが、外から児玉と石井貴も猛追。
第4コーナーの下りで外の児玉と石井貴が伸びる。
いわき平の長い直線、児玉が力強い走りで押し切って1着。
2着に石井貴、3着には石井寛が残った。

ビッグレース常連ながら、これまで勝利に恵まれなかった児玉が悲願の初タイトルを奪取した。

優勝/児玉碧衣(L1・福岡108期)
とても嬉しいですけど、やっと勝てたという感じです。
2年連続でファン投票1位に選んでいただいた恩返しできました。
応援してくれる方、私を支えてくれる方、全てに感謝してます。
今日みたいな展開になると、今までは焦ってしまったけど、落ち着いて走れた。
内に寛子さんがいるのは分かってました。
でも、第4コーナーを乗り切れば、あとは伸びるだけだって。
大きいレースでは勝てないのかなと、思ってました。
涙は我慢したかったけど、寛子さんから「おめでとう」って、声を掛けて貰った。
それでグッと、きました。
これで“無冠の女王”も返上ですね(笑)。
地元での競輪祭、静岡グランプリと続く。
1回、勝ったことによって大きなレースができるようになると思います。

***************


2着/石井貴子(L1・千葉106期)


3着/石井寛子(L1・東京104期)

【10R=S級準決勝】


1着/渡邉一成(SS・福島88期)
内に古性君が入っていくのは分かってたので、外には持っていけなかった。
連日、新山君の良い走りで恵まれた、彼を残せなかったのが僕に技術がないから。
山崎君が空いてるけど、他地区の選手だから自力で。
地元のビッグなので気持ちだけで走ってる、2連覇を目指す。


2着/古性優作(S1・大阪100期)
一成さんより先に仕掛ける脚があれば。
だけど、昨日(シャイニングスター賞)の疲れも残ってた。
決勝は脇本さんの番手へ、この並びは初めてです。
調子は良いのでキッチリ仕事をやりたい。


3着/浅井康太(SS・三重90期)
深谷君は深谷君のレース、僕は僕のレースをやろうと。
第2センターで3着までに突っ込む手応えはあった。
明日は竹内君の番手。
ワッキー(脇本)もいるけど、面白い走りはできると思う。

***************

【11R=S級準決勝】


1着/脇本雄太(S1・福井94期)
これが終わると月曜からアジア大会へ。
優勝したとしても美味しいお酒を飲みにいけない、ブノアに怒られるし(笑)。
まだ煮詰めたい部分もあるけど、勝負できる状態。
中部勢との主導権争い、勝てる走りをしたい。


2着/中村浩士(S1・千葉79期)
どこかでワンチャンスあると。
それが最後の直線だと思っていたし、コースも空いて恵まれました。
連携実績もある一成君へ。
何も注文することはない、一成君の好きな走りをすれば充分。


3着/村上義弘(S1・京都73期)
脇本のダッシュが凄かったし、確定板で精一杯。
若い2人に前を任せて、近畿の3番手で。

***************

【12R=S級準決勝】


1着/竹内雄作(S1・岐阜99期)
苦手な捲りになったけど、落ち着いて走ることができました。
昨年のオールスター決勝ではファンに迷惑を掛けている、リベンジの場でもある。
ワッキー(脇本)が相手だけど、チャレンジャー精神で積極的に。


2着/金子貴志(S1・愛知75期)
踏み合いを覚悟して仕掛けると、竹内君は言っていた。
結果的には捲りになったけど、その気持ちがワンツーにつながったんじゃないですかね。
中部で結束、3番手でいきます。


3着/山崎賢人(S2・長崎111期)
自分の仕掛けるタイミングが遅かった。
それが山田さんのアクシデントにつながって申し訳ないです。
山田さんの失格もあるし、決勝進出は素直に喜べないところがあります。
単騎になるけど、自力勝負で。(P-Navi編集部)

閉じる

新着ニュース一覧