静岡G3(最終日)レポート

2018/02/20(火) 22:09

静岡G3(最終日)レポート

2018年2月20日

静岡G3(最終日)たちあおい賞争奪戦

【12R=S級決勝】

1/村上義弘(S1・京都73期)
2/大槻寛徳(S1・宮城85期)
3/吉田拓矢(S1・茨城107期)
4/和田真久留(S1・神奈川99期)
5/古性優作(S1・大阪100期)
6/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
7/平原康多(SS・埼玉87期)
8/神山拓弥(S1・栃木91期)
9/成田和也(S1・宮城88期)

378・49・62・51の四分戦。

レースは青板から動く。

まずは近畿ラインが上昇して、関東ラインが引く形に。

さらに和田・成田も動いて、近畿ラインの前に収まる。

赤板に入り、取鳥が後ろの関東ラインを警戒しながらも大槻を引き連れて外からフタ。
戦前の宣言通りに取鳥は先行態勢に入り、ポジション取りも激しくなる。
ここで近畿ラインが巧みにカットイン、古性が3番手になったところで打鐘を迎えた。

最終周回、取鳥が逃げる。

外から吉田も捲くるが、近畿ラインのブロックで失速。
第2コーナーから古性が満を持して猛スパート。
古性の番手・村上は外から捲くる平原、内を突く大槻を次々にブロックしていく。

最終第4コーナーから横に広がって大激戦に。

ゴールライン手前、村上のブロックに苦しんだ平原と神山も諦めずに猛泊。
しかし、村上の援護射撃が功を奏して、古性が押し切って1着。
忙しく仕事をしながらも前にも伸びた村上が2着に。
大外から突っ込んできた神山が3着となった。

優勝/古性優作(S1・大阪100期)
村上さんについていただいて心強かった、安心してレースができた。
自分がダメでも村上さんが1着にと思って走ってたので、ワンツーは本当に嬉しいです。
G1(四日市)から中3日で疲れてたんですけど、シッカリ結果もついてきて良かった。
ここは通過点、G1でシッカリ戦えないと。
自分のような選手は一走、一走の積み重ねが大切なんで。
静岡はお客さんも熱いですし、年末のグランプリを走ることができたら気持ちいいと思う。

【6R=S級企画レース・KEIRIN EVOLUTION】

1/岩本和也(S2・石川76期)
2/加賀山淳(S2・千葉94期)
3/阿部大樹(S1・埼玉94期)
4/好永晃(S2・佐賀98期)
5/内田英介(S2・東京91期)
6/高木隆弘(S1・神奈川64期)
7/戸田康平(S1・香川101期)

初手はスンナリ落ち着く。
5・7・4・2・6・1・3の並びで、静かにレースは進む。
赤板に入って、ややペースアップ。
だが、隊列は変わらずに、先頭誘導員が退いて打鐘。
第3コーナー過ぎ、中団から加賀山が差を詰めて前へ。

加賀山の後ろ、マークの高木と岩本も追走。

最後位から阿部もジワジワ上がってきて最終周回。

中団以下はもつれるが、加賀山の逃げるスピードは全く緩まない。

加賀山からやや離されるが、高木と岩本も必死についていく。

結局、後続を引き離して、加賀山が逃げ切っての1着。
2着に高木、3着は岩本となった。

1着/加賀山淳(S2・千葉94期)
ホームが向かい風だったけど、最終バックで2着までには残るなという感覚があった。
こういうレースは競輪とは違った楽しさがある。
今、やってるアジア選手権もほとんど観てますよ。

(P-Navi編集部)

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