取手競輪場で行われている「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は23日、最終日を迎える。12レースの決勝を走る平原康多に聞いた。決勝は単騎で走る平原康多。巧みなレース運びで優勝を狙う。 決勝の共同記者会見で平原康多は「深谷君からラブコールを受けたが、単騎でやることにした。準決も眞杉君の頑張りがあり、ここで他の地区の選手に付いたら関東の若手に示しがつかない」。 佐藤慎太郎や村上博幸はマーク選手だが、村上義弘と平原康多は自ら動く脚がある。村上兄も山口拳矢に付いたレアなケースがあったが、平原と村上兄の考えは共通認識だし、その辺りの違いもファンには理解してほしい。 平原は「昨年のいわき平のオー…