引退を表明した“夜王”こと近藤龍徳(Photo by Shimajoe) 愛知支部の近藤龍徳 (34歳・愛知=101期)が4日、日本選手権競輪最終日を開催中の名古屋競輪イベントステージで引退を表明した。 近藤は2022年11月の防府記念で落車し、肩鎖関節を骨折。以降の開催を負傷欠場し、ここまで約2年半出走はなかった。引退報告の場で近藤は「僕の誰にも負けない武器は覚悟。覚悟があって走っていた。でもあの落車のときに覚悟が吹っ飛んでしまった」と語り、「お客様の投票にそぐわない走りしかできないのなら僕は自転車に乗ることができない」と心中を明かした。 最後は「ファンのみなさん、それに先輩にも後輩にも支え…