取手競輪場の「日刊スポーツ賞(FI)」は23日、2日目を開催。9RのS級選抜に出場した中川貴徳に話を聞いた。 「最終日も精いっぱい頑張ります」と話す中川貴徳 高知記念の二次予選で落車した中川貴徳にとって、今回はケガ明けのシリーズ。初日は前を任せた河合佑弥がまくり切れず5着で予選敗退となったが、選抜戦回りになった2日目に魅せた。この日は蕗澤鴻太郎マークの一戦。蕗澤との折り返し車券に人気は集中し、2車単は中川の差し目の方が一番人気となっていた。 ところが最終ホームで5番手から蕗澤が巻き返すと、中川は踏み出しで口が空いてしまい、3車身ほど遅れる形に。本命車券を買っていたファンはこの時点で絶望したかも…