【卒業記念レース】藤田楓「スタンドを見たら父(藤田昌宏)が来ていました」

  • 日本競輪選手養成所の第127、128回生の卒業記念レースが静岡競輪場で5日、2日目(最終日)を迎えた。男子選抜2Rを走った127回生の藤田楓候補生に話を聞いた。「練習でS級の先輩をまくれたことで自信も付きました」と話す藤田楓 父親は歩みを止めぬ鉄人、藤田昌宏。御年50にしても各地で自力を出すなど元気いっぱいだ。もちろん父親の存在が大きな刺激となっている。「たくさんアドバイスをもらいましたけど『養成所の訓練は大きい着とってもいいからとにかく前々にやれ。突っ張られてもいいから踏むのを止めるな』って言葉が一番、響きました」。父の金言を胸に養成所では後手に回らぬ走りを意識し、選手として生きるための術を

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