熊本競輪「令和6年能登半島地震復興支援競輪 熊本競輪再建記念(FI)」が20日に初日を迎えた。S級11Rを走った中本匠栄に話を聞いた。「今、やれる手を打って備えます」と軌道修正を図る中本匠栄(左) 約8年ぶりの本場開催に多くのファンが競輪場に詰めかけたが、11Rを迎えるまで地元勢の1着がひとつもなく、10Rの兼本将太と上野優太が他勢に先着を許すとスタンドからは大きなため息が漏れた。これ以上、失敗はできないとばかりに緒方将樹と中本匠栄は責任を背負ったレースで決死のワンツーを決めてみせた。 地元から1着が出たのは良かったが、中本はさすがにバツが悪そう。2車単で差し目が断トツの一番人気だったものの、…