武雄競輪場で11日から開催する「大楠賞争奪戦(GIII)」。競輪歴約30年の夕刊フジ記者「秋田麻子」が今シリーズの展望を紹介します。▶︎今日の競輪予想はこちら清水裕友(撮影:北山宏一) 「日本選手権競輪(GI)」から中4日での戦い。まずはそこでの走りが判断基準になる。 清水裕友(山口)が決勝進出を果たした。初戦の特選では嘉永泰斗(熊本)の番手を回る選択肢もあったが、単騎で自力で戦った。準決勝では豪快なまくりで松浦悠士(広島)を突き放しているように、仕上がりには自信があったようだ。今回も一緒の配分の松浦とはその時の状況に応じて前後を入れ替わり、番手を回ったほうが勝率の高いイメージがあった。 し…