大宮競輪「日刊スポーツ新聞社杯(FI)」は4日に最終日を迎える。S級決勝(12R)を走る山田庸平に話を聞いた。「去年と今年で、ある程度の手応えは感じています」と話した山田庸平 地元地区で開催された競輪祭は二次予選敗退。グランプリ出場のチャンスは潰えたが、その翌日(5日目)、人気の清水裕友の捲りに切り替えると、直線でシャープに抜け出してシリーズ初白星をあげた。「今年は『グランプリ争い』と言われていたけど、自分には荷が重いと思っていたし、二次予選敗退で吹っ切れました。それもあって余裕を持って走れていたんだと思う」と胸中を吐露。 グランプリ最後の切符は賞金ランク9位の新山響平の手に渡った。15位に終…