向日町競輪場の「日本名輪会カップ・第40回松本勝明記念杯」が10日に幕を開ける。初日予選7Rの三谷政史に話を聞いた。弟の姿を見て気持ちを奮い立たせた三谷政史 決死の覚悟で挑んだ前回の地元「奈良GIII『秋篠賞』」は、まさかの落車棄権により初日に姿を消した。「落車して、大丈夫かな? と思って歩いていたら周りから『血が出てますよ! 』って。見たら左ひじがパックリと割れていて、ポタポタ血が流れていた。これはさすがに走れなかった」。 しばし消沈していたが、決勝で弟の(三谷)将太が優勝したことで気持ちを持ち直した。「ケガも長引くかと思ったがあれを見たら立て直しが早かったですね。もし負けていたら気持ちがふ…