【奈良競輪G3・秋篠賞】大塚健一郎は「近畿にふさわしくない男」

  • 奈良競輪「施設整備等協賛競輪 秋篠賞(GIII)」は2日、最終日を迎えた。8Rを制した大塚健一郎は長年の不安材料をぬぐい去り、心の底から安どした。苦手の奈良で1着を取った大分の大塚健一郎は独特の言葉使いでレースを振り返った 2月の当地記念で落車し、左鎖骨を骨折したばかり。今シリーズは強行復帰したものの「出走本数が足りないから…。アドレナリンで乗り切れると思ったが初日に一走して、これは…と思った」と、決して万全の状態ではなかった。そんな状況なだけに、最終日とはいえ1着はうれしいに決まっている。 胸をなでおろしたのはそれだけではない。「23年選手をやっているけど、奈良をまともに走り切ったのはたぶん

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