【鳳凰賞典レース】平原康多はなぜ脇役になれないか…。平原が平原であるからこそ

  • 脇役を目指す平原康多前検日、嘆きに嘆いた平原康多 静岡競輪場で開催された「KEIRINグランプリ2021(GP)」は2021年を著しい興奮で締めた。こういうストーリーだったか…と誰しもの心が震えていた。優勝した古性優作(30歳・大阪=100期)の背中をいの一番にとらえていたのは平原康多(39歳・埼玉=87期)だった。その平原は、2着。 1月3日は立川競輪の「開設70周年記念鳳凰賞典レース(GIII)」の前検日だ。もう何年となく、平原の一年はここから始まる。「いや〜きつい日程なんすけどね〜」と嘆きつつも、今年もここにいることをかみしめているようだった。 しかし、嘆いていた。「オレの性格は脇役に向

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