沖縄が梅雨入りし、西から東へとジワジワと湿気が広がってきた。つまり今年も全国的に、例の「洗濯物の居場所がない季節」が到来したということだ。我が家も例外ではない。「洗濯物を外に干すかどうか?」でカミサンが一人ドラマを演じている。 ある日の晴れた空の下、二階のベランダで洗濯物を干していたカミサンが突然叫び声を上げた。まあ、こういうとき男は「何事か!?」と一応“慌てたフリ”をして現場に向かうわけだが、見てみれば、そこには瀕死の蜂が転がっている。「危ないから叩いたのよ!」と得意気に言うカミサン。なるほど、箒一本で武勇伝を語るタイプらしい。「おまえは佐々木小次郎か宮本武蔵か」とツッコミを入れたくなるの…