競輪の始まりを思う競輪を作った人たちがいる 大宮競輪場で大阪・関西万博協賛「東日本発祥76周年 倉茂記念杯(GIII)」(1月16〜19日)が開催中だ。「倉茂」とは倉茂貞助という“競輪の生みの親”とされる人物の名前だ。川崎記念の「海老澤清杯」と並んで、東日本では由緒ある大会になっている。 戦後、競輪を作った人たちがいる。 倉茂と海老澤がその両巨頭。発祥の地は小倉で、浜田翁と呼ばれている浜田良祐という当時の小倉市長も生み出した1人とされている。今では普通に競輪が日常として行われているわけだが、作った人たちのことを思うと、敬意の念しかない。 倉茂と海老澤が競馬をもとに、また海外の事情も勉強し、自転…