脇本雄太は岸和田競輪場で開催された「第75回高松宮記念杯(GI)」(6月11〜16日)で6日間の激闘を終えた。先行日本一、の実力を見せつけての決勝進出。決勝は神奈川勢に屈したものの、ケガ、病気とアクシデント続きだった今年にあって、ワッキーらしさを見せてくれた。「復活した」と言えるのか…現状を語る。不安も抱えながらもようやくスタートラインに立てた(撮影:北山宏一)「自分としては良くない」手応えを感じられない日々 4月西武園記念初日特選を走ったのち、椅子から立てなくなって途中欠場となり、欠場が続いていた。ようやく5月高知「全プロ記念競輪」で戦列に復帰。ただし、開催前には「ずっとちょこちょこと練習は…